過ぎ去った過去 (ページ2)

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大倉side

俺はここのお店の店長してるねん

弟の大毅が店員さん

大毅「なぁ、誰？」

大毅が聞いてくる

忠「わからん…昔…会ったことあるんかな」

俺過去の記憶ないから

なんか大毅が

二宮くんの事を睨んでる

忠「さっさと注文取ってきて」

大毅「はーい」

俺は注文料理を作る

忠「よろしく」

大毅「あーい…」

忠「ふざけんな」

ったく…相変わらずやわ

大毅side

兄ちゃんの知り合い？

もしかして家来る前の？

和「あの…」

大毅「あんまり…兄を困らせんとってください…」

他の人に聞こえない程度の声で言った

和「え…」

大毅「いくら知り合いでも…今は俺の兄です、何も覚えてませんから…」

和「…」

詮索せんとって欲しい

兄ちゃんのためにも

しばらくしたら帰っていって

大体のお客さんが返った時

淳太「よー、大毅」

大毅「あー淳太やぁ～！」

忠「おう、いらっしゃいなんか食べる？」

淳太「うん、じゃあ…カルボナーラ」

忠「オッケイ」

まぁあんまり気にしてへんみたいやな

忠「最近仕事はどうなん？」

淳太「まぁ変わらず」

忠「そっか」

大毅「俺も話に入れてやぁ」

忠「うるさいわ…」

淳太「真面目な兄さんでよかったな…」

大毅「淳太ひどない？」

淳太「さっきから俺のこと呼び捨てにしてるけど俺より年下やろ！」

まぁ相変わらずやな