過ぎ去った過去 (ページ39)

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丸山side

色々とあったけど

後悔しかなかった

隆「俺があかんねん…俺が…」

たっちょんは何一つ悪くない

章「マル…いい？」

そうって連れてこられた所に

隆「たっちょん…」

忠「マル…」

たっちょんやった

忠「えーっと…何話したらええんやろなぁ…」

隆「大丈夫なん…パニックを起こしてたけど…」

忠「正直辛い…今まで忘れてたことも含めて」

隆「ごめんな…たっちょん…俺が…また違う人に相談してたら…こんなことにはならんかった…」

忠「マル…俺さぁ…マルに助けを願った時のこと思い出してん…」

隆「そうなん？」

忠「俺…完全に思い出せたわけちゃうけど…皆がほんまに優しかったこととか…楽しかったこととかもあるからやからさぁ…」

ふわっと抱きしめられる感覚がした

忠「マル…あんまり思いつめんといて？」

隆「ふぇ…グス…」

俺はたっちょんに抱きしめられながら泣いた

なんか少し

楽になった気がした

忠「ごめんな…マル1人を苦しめることになって…」

隆「ううん…」

忠「皆…元に戻れるかな…？」

隆「戻れるって」

俺も戻りたい

あの子供の時に

そのために

もっと強くならな