ずっと一緒2 (ページ7)

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忠義side

何日か経って

その数日間も

侯兄は帰りが遅かった

忠「んー…なんなんやろー」

健「よう、忠義…時間あるか？」

忠「どうしたん？」

健「かなり気になってるみたいだから調べてやったんだよ」

忠「えっほんまぁ⁉」

俺らは保健室に

健「忠義は…事故の犯人として捕まった人って聞いたことあるか？」

忠「いや…俺は侯兄が犯人知ってることしか…オトンが死んだ時ってまだ俺生まれる前やったし…」

そう言うと驚いた顔をした

健「侯隆、犯人知ってるのか？」

忠「覚えてるらしい…」

健「犯人に仕立てられた人がいて…俺…その人の息子とは幼馴染なんだよな」

忠「誰？誰？」

健「森田剛って言うんだけど…侯隆と会ってるみたいだった…」

忠「え？」

健「あの時…剛の父親を信じてる人は誰もいなかった…本当の犯人を知ってる侯隆と手を組むってのは…俺だって思いつくよ」

全然知らんかった

そんな人がいたって

キーンコーン

忠「あっやば！そろそろ行かんと」

俺は教室に走った

北「遅かったな」

忠「健くんと話してて」

北「お前…三宅先生は友達か？」

忠「友達友達」

そう言ったらめっちゃ呆れたような顔をした

北「それ…絶対怒られるだろ」

まぁ俺らは授業を受けた

忠「もっと調べてみなあかんなぁ…」

侯兄と一緒にいる人がどう言う人なのか

知るためにも

北「忠義、一緒にテスト勉強しない？」

今はテスト期間で部活が休み

忠「図書館でいいなら…俺調べたいことあるし」

北「なんだよ、学年一位の余裕なのか？」

ゲシッ

軽く蹴ったった

北「何すんだよ！」

忠「余計なこと言うからやわ」

俺らは図書館へ