ずっと一緒2 (ページ40)

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忠義side

材料の所の契約とか内装の相談とか

色々かかったけど

忠「できたー」

できた店に1人でまずは見渡し

忠「あ、伊野尾くん」

伊「どうかな？店の内装だけど」

忠「注文通り、ありがとう」

伊「圭人の頼みだったからね、じゃ、オープンする時俺も呼んでねー」

そう言って帰っていった

カランカラン

忠「あ、安子、こっちこっち」

安子「忠義くん…」

忠「ごめんな、帰国したのに全然連絡できひんくて」

安子「寂しかったんだから」

忠「ごめん…座って？」

俺は安子をカウンターに座らせる

忠「安子が1番最初のお客さん」

安子「そっか…」

俺は料理を作る

忠「はいこれ、エビとキノコのクリームパスタ」

安子「へぇー美味しそう」

忠「食べて？」

安子「うん…！」

安子は一口食べた

安子「美味しい！」

忠「ほんま？よかったぁ」

安子「これなら絶対繁盛するよ！」

忠「ありがと…」

安子はそのまま完食してくれた

安子「ごちそうさま」

忠「いいえー」

俺はコーヒーを入れて安子に渡す

それで俺も安子の隣に座る

忠「なぁ…安子…」

安子「何？」

忠「今まで…長い間待たせてもうて…ほんまに申し訳ないって思ってる」

安子「どうしたの？急に…」

忠「これからは…安子のそばにいたいねん…やからさ」

俺は安子に小さな箱を差し出した

安子が箱を開けた

安子「え？」

忠「俺と結婚してくれへん？安子」

安子の目には涙が溜まってる

安子「はい…！」

忠「ありがとう…」

俺は安子を抱きしめた