ずっと一緒2 (ページ22)

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忠義side

俺はしばらくしたら目が覚めた

忠「侯兄」

侯「あ…忠義」

めっちゃ泣いた跡が

知ったんかな…

忠「泣かんといて？」

侯「やって…ごめん…ごめんな…」

忠「大丈夫やで…」

侯「兄貴やのに…忠義の体調にも気づかへんくて…」

忠「泣かんといて？」

俺は侯兄の涙を拭った

侯「大丈夫やからな…」

忠「おん…」

ごめんな…

体弱くて

それで

迷惑かけてもうて

忠「俺…頑張るから」

侯「当たり前やろ…」

頑張って治さんと

俺は亮ちゃんの付き添いで検査を受けた

坂「移植したほうがよさそうやな」

忠「そんなに悪いんですか？」

坂「あぁ…」

忠「はぁ…」

入院したほうがいいらしいから

入院することに

忠「はぁ…」

亮「貧血気味やけどしんどくない？」

忠「それは平気」

亮「体調悪くなったら言って？」

忠「おん…」

亮ちゃんは出て行った

手術か…

怖い…

坂「よっ」

忠「あ、坂本先生！」

坂「どうだ？調子は」

忠「今のところは…」

坂「とりあえず忠義に合う臓器を探すから」

忠「はい」

坂「そういえば…お前最近剛とあってるんだって？」

忠「知ってるんですか？」

坂「そりゃ学生時代の後輩だからだよ」

忠「な…なるほど」

そうやったんや

坂「なんとか救ってやりたいんだけどな」

忠「まぁ…気持ちはわかりますよ、俺も」

まぁここで調べられること

調べてもいいかも

忠「なぁ、学校行かれへんの？」

坂「お前なぁ…」

めっちゃ呆れられた