ずっと一緒2 (ページ14)

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忠義side

忠「あの…」

何を話せばいいんやろ…

忠「俺の兄と…何したいんですか？」

森「事故の犯人のせいで…お前だって両親を失っただろ？」

忠「…そうかもしれへんけど…変な事に巻き込まんとってください！」

森「犯人が許せないことは悪い事なのか？」

忠「う…」

言い返せへん

健「全く…剛は忠義まで巻き込むのか？」

忠「え？健くん？」

森「健…」

健「久しぶりだな…剛…」

ど…どうしよう

俺…

森「健には関係ないだろ」

健「関係あるよ…俺…忠義と侯隆の通ってる学校の保健の先生だからだよ」

ほんまに知り合いやねんな

健「忠義、先帰っとけ」

忠「あ、おん…」

俺は先に帰る事に

三宅side

健「おい剛…今まで連絡もしないで何やってたんだよ」

森「健には関係ないだろ…」

健「関係あるだろ、友達なんだからさ…」

岡「おい健…急に呼び出して…剛」

森「岡田…」

侯「剛くん…？」

森「おう、侯隆」

岡「もう俺たちの事はどうでもいいのか⁉」

森「行こうぜ」

無言で侯隆と去っていく剛

どうしたらいいんだよ

健「おーい、見えてんぞ、忠義」

忠「う…」

岡「何やってんだよ…」

忠「やって…」

まぁ侯隆もいたから

気になったんだろうな

忠「とりあえず…俺の家で話さへん…？」

うつむいてるな

健「お邪魔しまーす」

忠「どうしたらいいんですか？」

俺は忠義の頭を撫でてやることしかできない