警視庁∞課2 (ページ27)

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二宮side

和「なんか…信用されてないのかなぁ」

俺はマルの親を殺した

もうれっきとした犯罪者

翔「俺らの関係なんて所詮同じ目標を持っただけの関係なんだから」

和「それもそうだな」

翔「俺は自分しか信じてねぇよ…いつ裏切られるかなんてわかんねぇからさ」

智「俺もだよ」

和「まぁ俺もそうかな」

皆周りに裏切られたからな

和「潤くんは？」

潤「え、俺？」

ビックリする潤くん

潤「俺は…1番最初に心を開けたのが…相葉くんだから」

うつむきながら言う

潤「虐待されてた俺を…理由はどうであれ相葉くんは助けてくれた…あの時助けてくれてなかったら…もうとっくに死んでると思うから」

智「いい子ちゃんだなぁ松潤は」

潤くんは裏切られたことがないから

純粋なんだな

潤「俺は皆も…悪い人には思えない」

智「そんなの…お前の思い過ごしだろ！」

翔「何を根拠にそんな事を言えるんだよ！」

和「落ち着こうよ」

雅「そうだよ」

智「あ…」

雅「そんなにもめたら…本当に裏切られるかもよ」

翔「わかったよ」

まぁ目標は同じ

一緒にいて

損はないでしょ

和「そういえば、あの女の人は？」

雅「俺の知り合いの女の人」

和「あー、あの元友達？」

智「彼の父親と息子は殺さないの？」

雅「おじさんは違ったから…それに…彼にはいつか…全部思い出してもらわないと」

翔「どういうこと…？」

雅「タツは…たった1人の証人だからね…この事件全部の」

少しずつ近づいていくってことか