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恵side
恵「こ…この建物の中で」
雪「バラバラ殺人が？」
団「そう、戦時中ここで起きた連続殺人の犯人も『切り裂きジャック』を名乗り3人の犠牲者を出した後、二重に鍵のかかった完全な『密室』から忽然と姿を消してしまった…」
究「二重の密室」
カッ！
突然外が光った
恵「キャー！」
団「フッ…今夜はもう遅いからこれで解散にしよう。詳しい話は明日の現場検証の時に話そう…おやすみ、未来の名探偵諸君」
山「ひどい嵐だな…これじゃあ当分島から出られないな…何が起こっても」
流は真剣な顔だった
私たちはキッチンへ
恵「あれー」
山「どうしたの？」
恵「ここに下がってた包丁がなくなってるのここに3本ぶら下がってたはずなのに」
究「そうだっけ？」
恵「あたしが言ってるんだから当たり前でしょ！」
究「ふーん…」
究はよくわかってないらしいね
金「包丁なんて一体だれが持っていったんだ？」
キンタは当たり前の事を言った
金「うーむ…嫌な予感がするぜ…こりゃー最悪の事態かもな」
究「最悪の事態？」
どういう事だろう
金「夕飯抜きかもしんねーってこと」
なにそれ
恵「なんだ、もう、ドキドキさせないでよ」
本当にもう
人騒がせな
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作者名：シオリ
| 作成日時：2016年10月21日 7時
