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evil woman46☆ ページ4

スミレside



試合も終わり、部活も一呼吸をおいた。



「おはよっ!」



学校に登校中、ちょうど黄瀬くんにあったので、学校まで一緒に行くことになった。



黄瀬「この前の試合、ギリギリで勝った。



なんでギリギリに追い込まれたんだ。



誰かが気を抜いたのか?」



スミレ「それは違う。



スミレが試合をみてたとき、黄瀬くん、ひとりぼっちみたいだった。



まるで、みんなから引かれてる感じで…」



黄瀬「やっぱり、試合前のあの出来事のせいか。



あれのせいでみんなが俺から…」



長い沈黙が続く。



先に沈黙を破ったのは黄瀬くんだった。



黄瀬「みんな、俺たちの敵なのか。



スミレは何も悪くないのに、全ての責任を負わせた挙げ句、俺たちから遠ざかっていくなんて。



卑怯もいいとこだ」



スミレ「そぉだよ。ずるいっ!



みんなばっかりスミレを疑って、Aちゃんは助けてあげて。



卑怯だよっ。ホントに」



口からでる言葉全てが自分の心にささる。



スミレの心にトゲが何本も刺さっている。そんな感覚。



ガラスの心って、このことを言うのかな。



いつかは壊れる。この関係も。



嘘を見破かれたらそこで終了。



バスケの試合みたい。



最悪の状態になる前に、なんとかしなきゃいけない。



黄瀬くんには真実を伝えることができない。



スミレの味方だって信じてるから。



でも。



足りない。まだ、足りない。







…作らなきゃ。例え無理だとしても、今はそれしか方法がないから。



黄瀬くん。



味方はまだ欲しいよね。



二人だけじゃ、無理だよね。



頑張って作るよ。



例え何があっても。



だからAちゃん、









待っててね。

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三日月詩織(プロフ) - Skyさん» 最後まで読んでくださりありがとうございました!嬉しいです! (2017年10月29日 17時) (レス) id: bfb4b553ee (このIDを非表示/違反報告)
三日月詩織(プロフ) - 初音さん» あきなし さえらです!すみません、ルビふりしておけばよかったですね笑 (2017年10月29日 17時) (レス) id: bfb4b553ee (このIDを非表示/違反報告)
初音 - 春夏冬 冴羅 って何て読むんですか?! 気になっちゃって…(笑) (2017年10月28日 11時) (レス) id: c5530373f4 (このIDを非表示/違反報告)
Sky(プロフ) - 完結おめでとうございます。最後まで楽しく読ませていただきました…!お疲れ様でした! (2017年9月10日 18時) (レス) id: 801c0787d7 (このIDを非表示/違反報告)
三日月詩織(プロフ) - 姫羽さん» ありがとうございます!最後まで読んで下さって嬉しいです!そう言って頂けるとこちらとしてもこの作品を書いて良かったです!本当にありがとうございました! (2017年9月10日 14時) (レス) id: bfb4b553ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:三日月詩織&ness x他1人 | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2017年6月4日 11時

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