evil woman59★ ページ17
あれからスミレは逃げるように転校した。
まあ、あの子のことだから、親に頼みでもしたのだろう。
転校先でも似たようなことにならないといいけどねぇ。
『それにしても、貴方には感謝しなきゃね。
＿＿水谷くん』
電話の向こうの彼に礼を言う。
水谷「Aさんの為ですから！」
そう、彼も私の仲間。
スミレを追い込む為に接近させた。
彼は昔、彼女に騙されていたことがあり、その彼女を彼の依頼で徹底的に懲らしめたら懐かれた、という次第である。
『また何かあったらよろしく、ね？』
水谷「はい、喜んで！」
その一言二言会話をして、電話を切った。
因みに、彼との接点は皆にはバレていない。
ただのクラスメイトと、周りには認識されているだろう。
因みに黄瀬くんはあの後すぐに私や部員に謝罪した。
私の信用も取り戻せたことだし、良しとしよう。
許すも許さないも、最初から彼にはバスケの選手としての期待しか抱いていないので問題ない。
そこはまあ、金森さんの力を借りて、黄瀬くんも今までの様に過ごせるまでには至った。
平穏な日々が戻ってきた、という感じだ。
「あ、あの！生徒会長…助けてくださいっ」
『？どうかしたの？』
「わ、私…先輩にいじめられてて…」
『へぇ…どの人？』
「春夏冬 冴羅先輩何ですけど…」
『そう…たしか4組の人だったよね』
「は、はい」
『そう、分かった。安心して。私が何とかするから』
そう言って彼女に微笑みかけた。
彼女が去って、その場に一人だけになる。
＿＿春夏冬冴羅、ね。
ふふっ
『＿＿新しいオモチャ、みーつけた♥』
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三日月詩織(プロフ) - Skyさん» 最後まで読んでくださりありがとうございました！嬉しいです！ (2017年10月29日 17時) (
レス) id: bfb4b553ee (このIDを非表示/違反報告)
三日月詩織(プロフ) - 初音さん» あきなし さえらです！すみません、ルビふりしておけばよかったですね笑 (2017年10月29日 17時) (レス) id: bfb4b553ee (このIDを非表示/違反報告)
初音 - 春夏冬 冴羅 って何て読むんですか？！ 気になっちゃって…(笑) (2017年10月28日 11時) (レス) id: c5530373f4 (このIDを非表示/違反報告)
Sky(プロフ) - 完結おめでとうございます。最後まで楽しく読ませていただきました…！お疲れ様でした！ (2017年9月10日 18時) (レス) id: 801c0787d7 (このIDを非表示/違反報告)
三日月詩織(プロフ) - 姫羽さん» ありがとうございます！最後まで読んで下さって嬉しいです！そう言って頂けるとこちらとしてもこの作品を書いて良かったです！本当にありがとうございました！ (2017年9月10日 14時) (レス) id: bfb4b553ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三日月詩織&ness x他1人 | 作者ホームページ：p://
作成日時：2017年6月4日 11時
