お預け .。 ページ4
* お預け .。
____
__ 空助の研究室 .。
「 斉木先輩 .。 レポート纏めましたよ .。 」
「 ん .、 ありがとう .。 」
私は斉木先輩の助手 .。
何時も研究の手伝いをしている .。
「 今日はもう良いよA .。 」
そう微笑んで彼は私の頭をぽんっと撫でた .。
それだけで頬が暖まる .。
.. .. 私は先輩が好きなのと同時に .、 越えたい目標にも感じてる .。
「 __ A .。 吊り橋効果って知ってるかい? .。 」
先輩の唐突な問い掛けに私は首を傾げた .。
「 えぇ .. .. 恐怖による心臓の鼓動の高鳴りを恋をする事によって起きる心臓の高鳴りと錯覚する心理現象 .. .。 大分前に流行りましたよね .。 」
「 そうそれ .。 僕 .、 あれやってみたい .。 」
「 __ えっ? .。 」
__ 先輩に言われるがまま .、 私は斉木先輩の部屋へと着いて行った .。
吊り橋 ____ 私はもう先輩が好きなのに .. .. 先輩が私を好きになってくれるとかそういう .. ? .。
.. 否 .、 違うよね .。
斉木先輩は人類のコトなんとも思ってないって言ってたし .。
「 此処だよ .。 」
キィッとこの学校には合わない様な寂れた音のするドアを開くと中は真っ暗でひんやりとした空間が広がっていた .。
「 斉木先輩? .。 」
中へと先導され .、 私は渋々中へと足を踏み入れると斉木先輩がドアの鍵を完全に閉めた .。
「 .. .. A .。 勝負だ .。 」
先輩が取り出したのは鋭利なナイフ .。
口元は歪んで弧を描いているのに .. .. 先輩の目が笑ってない .。
___ 殺される .。
本能的にそれを感知した私は .、 それこそ本能的に防護用の拳銃を構えた .。
「 .. .. ねぇ .、 これ .、 君が逃げる流れだよね? .。 」
「 .. あ .。 」
____
「 はァ .、 はァ .. .. はァ .. .。 」
結局私は .、 拳銃を置き .、 結局逃げてる .。
もう .、 走れない .. !! .。
部屋の行き止まりが目の前に現れた .。
先輩は段々ゆっくり焦らす様に .、 靴音をコツコツと響かせながら此方に来てる .。
「 これ .、 私完全に不利じゃないですか .。 何も無いですよ .、 この部屋 .。 」
「 __ 冷静だね .。 」
「 そのナイフだって .、 よくできた偽物でしょう? .。 」
「 バレてたかぁ .。 」
最初の下りでバレるわ .。
「 で .、 どうだった? .。 吊り橋効果 .。 」
「 いや .、 全然 .。 」
「 .. .. 」
「 .. .. 」
____ なにこのオチ .。
4人がお気に入り
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ちょこみんと*小夜 - クルミs __ コメント有り難う御座います!!(( この小説にキュンキュン要素は求めて無かったんですけど .、 楽しんで頂けて幸いです!! .。 キュンキュン要素は本家に費やします(((( 鳥束良いですよねぇ .、 鳥束 .. .. うん .、 ネタを考えねば((((早くしろ (2018年5月15日 19時) (レス) id: 06744f8617 (このIDを非表示/違反報告)
クルミ - この小説面白いしキュンキュンします!私は鳥束君大好きなので増やしてもらいたいです(≧∇≦) (2018年5月14日 22時) (レス) id: 117cdf2722 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこみんと*小夜 - 『 椛* 』から『 ちょこみんと*小夜 』に改名しました .。 (2018年5月12日 21時) (レス) id: 06744f8617 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょこみんと*小夜 | 作成日時:2018年4月26日 20時