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kj「ラウールです」
康二がラウールの両肩に手を置いて勝手に自己紹介した
nb「や、それはもう知ってるから
俺が知りたいのは、先月は女性店員だったから、この店何人もバイト雇ってんのかなって…
しかも、ふっかと康二とは随分仲良さげだなって…」
fk「あぁ、その店員さんはオーナーの妹さんで、土日だけ手伝いに来てたんだけど、結婚を期に辞めるから誰か良い子紹介してって頼まれてさ」
(結婚を、期に…)
やっぱり俺が立てた予想は間違ってなかったのかもしれない
今日この場に涼太が居ないのも察しが付いた
(結婚準備とかで忙しいのかもな…)
kj「ほんで、俺が本店におった頃カットモデルがきっかけで仲良くなったラウールに話ふったんよ。なっ!らう?」
ru「そうなんです!今月の頭からここでお世話になってます!まだ全然仕事覚えきれなくて料理運ぶくらいしか出来ないですけど」
kj「せやせや!らう、ここでバイトしとるの絶対めめに話しとらんやろな?」
ru「もぉー康二くん疑り深いなぁ!てか話したっていいでしょ?」
Kj「あかん!!ここのコーヒーが今の俺の癒しやねん!
めめに邪魔されたくない!!」
nb「なぁ、さっきから出てくる『めめ』って?」
fk「康二の可愛いストーカーだな」
にひひと笑うふっかを見て、その言い草に納得のいかない顔をする康二
kj「ストーカーて…
そんな言い方はあかんでしょ…?」
fk「なぁ康二、お前一体どっちなんだよ?」
kj「うぅっ…そう言われると…」
全く話が見えないんだけど、ひとつ言える事は
底なしに明るい康二が意外にも、少し複雑な悩みを抱えているということだけ
ab「まぁ、まぁ。康二が困ってるからその辺にしとこ?ふっか」
iw「俺らの知らねぇ話はすんじゃねぇよふっか」
sk「そうだー!折角集まったのにつまんないじゃん!」
fk「わぁーたよっ!康二が全然煮え切らないから…
言い方悪かったよ。でもいい加減はっきりしとけ!」
康二に向けて指をさして忠告するふっか
いくつになっても後輩の世話を焼いてるんだなって
少し笑ってしまった
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作者名:shiro | 作成日時:2021年9月16日 22時