君へ願う ページ27
雅紀サイド
雅「なんで…？なんで、今さら？」
やっと声に出した言葉は震えた。
智「おいら、気づいたんだ。
しょーくんのことが好きだって。
…今さら、かもしんないけど、この想いを伝えたい」
雅「今さら…すぎるでしょ。
遅いんだよ、気づくのが。
もう、翔ちゃんは俺のなんだから…」
智「相葉ちゃん、おいらちゃんとしょーくんと向き合いたい。
…だけど、相葉ちゃんとも向き合いたい」
大ちゃんの瞳が俺を捉えて離さない。
雅「…え？」
智「今までおいらが向き合ってこなかったくせに、急にごめん。
だけど、おいらちゃんと皆と向き合いたい。
そんで嵐として前を向いて、みんなで笑いたい」
大ちゃんの強い瞳が涙であふれる。
その光景を俺は何も言わず、見ていた。
そうだ、…俺は大ちゃんの仲間だった。
大切な大切な、仲間だ。
大ちゃんは俺に向き合おうとしている。
俺に言わなくても翔ちゃんに想いを告げることはできたのに
それをわざわざ大ちゃんは言いに来た。
なのに今、ここから逃げ出そうとしているのは俺だ。
雅「……わかった。
翔ちゃんと、話してきて…。
その想い、しっかり翔ちゃんに伝えてきて！」
これは俺の本心。
またみんなで笑いたい、それは俺も同じ。
心から笑いあおうよ。
智「相葉ちゃん…」
雅「翔ちゃん、もうすぐzero終わるし、迎えにいってあげてよ。
大ちゃんの気持ち、伝えてきなよ」
智「…ありがとう」
ガチャっと玄関のドアを開きながら
大ちゃんは俺の方に振り返った。
智「相葉ちゃん、これからも友達でいてくれる…？」
雅「ううん、違う。
だって大ちゃん、
俺らは大親友でしょ？」
俺の言葉に大ちゃんはまた涙を浮かべ、深く頷いた。
そして深い夜の街へと姿を消していった。
どうか、翔ちゃん。
俺のとこに戻ってきて…
離れないで…
だけど、一番の俺の願いは
翔ちゃんが幸せになること。
……………………………………………
ーゆあからー
次の更新からOSかASかで話しがかわっていくので
次に更新するのは10月31日以降となります。
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みすき - 最後のコメント書いたあとにタブレットが壊れちゃって(>_<)すごいおそくなってしまったけど新作おめでとう(*^▽^)今から読むね（*'‐'*)♪ (2014年12月6日 13時) (
レス) id: d3dac11abc (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - リンゴさん» 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました(*^^*)良い作品だといっていただき嬉しいです！！！これからも頑張りますね！ (2014年11月1日 18時) (レス) id: ab920dfe81 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 密さん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！！最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。 (2014年11月1日 18時) (レス) id: ab920dfe81 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - satoshiikoさん» 最後までお付き合いいただいてありがとうございました！！嬉しいです！山は試験が終わってから考えてみますね(*^^*) (2014年11月1日 18時) (レス) id: ab920dfe81 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - yamaさん» 読んでいただきありがとうございました！！山は試験が終わってから考えてみますね(*^^*)最後までお付き合いいただいて本当にありがとうございました！ (2014年11月1日 18時) (レス) id: ab920dfe81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆあ
| 作成日時：2014年10月23日 11時
