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なんだか真っ直ぐ帰る気になれなくて、この前テヨンくんと来たカフェに行く
キャラメルラテを頼むと店員さんから声をかけられる
「あの、すみません！先日は溢れたコーヒー掃除していただいてありがとうございました」
顔を上げれば、先日テヨンくんがこぼしたコーヒーを掃除した時に途中からお掃除してくれた店員さん？
「本当は僕がやらなきゃいけなかったのに…すみませんでした。」
「いえ！とんでもないです。こちらこそご迷惑をおかけしました」
「あの、それでお礼と言ってはなんですがブラウニー良ければ召し上がってください」
「え？いや！申し訳ないので結構です！」
「でしたらドリンク代は結構です」
「本当に大丈夫ですよ。お気持ちだけ有り難くいただきますね」
「そんな…！」
「後ろに人も居ますので、大丈夫ですよ」にこりと笑えば男の子はああっと小さな声を出してワタワタと会計をする
なんだか、昔のテヨンくんみたい…
受け取ったドリンクにはメッセージが合って、少し待っててくださいとウサギマークが書いてある
席に座ってコーヒーを飲んでいると
先程の男の子が、やってくる
「すみません、…これ次回お使いください。あの時混雑していて誰もフォロー出来なくて助かりました。店長もお礼言ってました」
ドリンクチケットを一枚わたしに手渡す
「そんな……えっと、お名前は？」
「キムドンヨンって言います。ドヨンって呼んでください」
「ドヨンさんわざわざありがとうございます。次回使わせてもらいますね」
DY「あのっ、お名前は」
「Aと言います。ここの近くの大学に通っているのでまた来ますね」
DY「ヌナですね。ぜひ、お待ちしていますね。」
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作者名：えむ
| 作成日時：2023年3月23日 20時
