Story...2 少々変更しました ページ5
☆ガゼルSIDE☆
逃げただと…?
あいつが…?
なぜだ、あいつが逃げるなんて…。
そもそもボールは壊れてたはずじゃあ…?
それに、ロボットの警備も厳重なはず……。
―――――――――
ガゼルへ
勝手な事してごめんなさい。
私はもう父さんにはついていけない。
だからエイリア学園を抜けるよ。
ううん、抜けるんじゃなくて、逃げる。
もう今のあなた達を見ているのが辛いの…。
いつかあなた達が、私の手の届かないところに行ってしまいそうで…。
ボールは壊れてるからどこにワープするかわからないけど、
私は姉さん達のところに行こうと思ってる。
警備のロボットはどうにかしてかわす。
私が冷たくしていても、みんなは優しく接してくれた。
でも今じゃみんなも笑顔見せなくなったね。
みんなが昔みたいにまた笑顔を見せる時が来たらいいな。
もし今度会ったらきっとお互い敵同士。
また会おう。
さようなら
Aより
―――――――――
この手紙は起きた時、私の部屋の前に置いてあった。
今は5時。
きっとまだ誰も起きていないだろう…。
ん?
ラルム…Aが脱出しようとしてたら、アナウンスが鳴り響くはず…。
もしかして、まだこの中にいるのか…?
探しに行く…か。
*
「ハァハァハァ…ハァ」
しばらく走って探しているがAの姿はどこにも見つからない。
もうほとんどの部屋を探した。
A専用の練習場、キャプテンだけが集まる特別の部屋、
そして一応食堂、入浴場、
入りずらかったがAの部屋。
どこにもいなかった。
もちろんAの部屋にも。
部屋は片付いていて、いかにも女の子らしい部屋だった。
壁紙は小さな花が散らばり、
家具は薄いピンクと白を基調とした色でまとまっている。
じゅうたんは部屋全体に敷かれていてふわふわしてる。
小さい頃から彼女は笑わなかった。
誰にも心を開かず、いつも一人でいた。
だが私達はそんな事お構いなしに話しかけた。
その成果か、彼女は少しずつ喋るようになった。
今では普通に接してくれていた。
でもやっぱり笑ってくれなかった…。
初めて会った人はきっとクールな子だと思うだろう。
って、こんなことしてる場合ではない。
残るはロボットが警備しているあの場所…。
「なッ!!」
驚きのあまり思わず声を出してしまった。
「なんだ、これ…」
そこには＿＿＿＿＿＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ほら＿＿＿＿思春期男子、煽ってみなよ」- 基山 ヒロト -
氷のプリンセス〜雪のストライカーの奇跡〜4[イナイレ] ＊イナイレ＊ サッカーボールと生命少女。セカイと言う名の大空へ。 《世界編》もっと見る
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ティラ(プロフ) - シャープ#さん» 初めまして!七つの大罪私も大好きです!特にバンとキングが…!おっさんは嫌いだけど…。見てくださりありがとうございます!! (2014年12月27日 12時) (
レス) id: 0dd4b7fd6e (このIDを非表示/違反報告)
シャープ# - はじめまして！シャープ#です。七つの大罪知ってるんですか？私は七つの大罪大好きなんです！イナイレも大好きです！イナイレで好きなキャラはリュウジです！よろしくお願いします (2014年12月27日 12時) (レス) id: 4c3df08c81 (このIDを非表示/違反報告)
ティラ(プロフ) - チョコドールさん» 私もすごく飽きっぽいので、こんなに小説書けたことに驚いてます(笑 見に行かせてもらいます (2014年12月22日 12時) (レス) id: 0dd4b7fd6e (このIDを非表示/違反報告)
チョコドール - はい。すいません・・；飽き性なので、すぐにやめてしまうんです・・；まぁ、よければ見ていってくださいね! (2014年12月21日 19時) (レス) id: 1804822c16 (このIDを非表示/違反報告)
ティラ(プロフ) - おぉ!チョコドールさんですね♪了解で〜す!N督さんで書いてたやつはもう終わりですか?? (2014年12月21日 14時) (レス) id: 0dd4b7fd6e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ティラ x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/texira/
作成日時：2014年12月7日 19時
