35話 ページ44
A視点
目を開けた時感じたのは
身体の冷たさ、地面との接触部分、体の痛み。
そして、拘束されていることに気づいた
場所は誰かの部屋みたいなのだが、目隠しをされててわからない。
私はどうやら、寝ている間に
拉致(？)られているらしい。
もちろん、こんな冷静にいれるのは一瞬で
気づくと困惑で頭がいっぱいだった。
『え、え、え、え？？ここ、どこ？？』
？「起きました？Aさん」
何処かから声が聞こえる
きっと私は地面に横になっているから
声は立って話しているだろう...
そして、その声は天使のような綺麗な声だった
そう
『そ、ソーン君？』
ソーン「えぇ、よくわかりましたね。」
『ソーン君？なんでこんなこと？？』
ソーン「貴方が悪いのです...僕の気持ちも知らないくせに」
すると、私の頬に冷たい
小さな手の感触が伝わった。
目隠しをとったようで
私の瞳孔に眩しい光を与えた。
慣れた光から逆光からではあるが
ソーン君の顔がうかがえた
顔は嫉妬と幸福の表情の
ソーン君に対し私は、やはり困惑していた。
すると、頬に手を当てていたソーン君は
手を私の唇にやった...冷たい感触が伝わった。
ソーン「もう、キスはしましたか」
『へっ？！』
ソーン「あの緑おじさんと」
『？？？忠臣様のこと？？』
ソーン「えぇ、そうです」
『ま、まだっ...してないよ...』
ソーン「そうですか...」
ソーン君は安心した顔をして
目と目が合うように顔を近づけた...
鼻と鼻がくっつくくらいに近くされ
なぜか...昔のことを思い出した...
『そ、ソーン君？放してくれたら嬉しいんだけど？』
ソーン「そうですか！駄目です」
に、にこやかに駄目ですって言われた...
とりあえず、この状況をどうにかしなければいけない...
さぁ勇者Aよ！！
どうする！
▶話す
▶寝る
▶キスする
いや、キスはしないよ！！ｗ
とりま話そう...
『ソーン君...できれば〜、この拘束といてほしいんだけど...』
ソーン「何度も言いますがだめです。」
『じゃ、じゃあなんでこんな場所に？』
ソーン「......僕は...」
ソーン君が急に下を俯き
震え始めた...怒らせちゃった？！
『ソーン君！？ご、ごめんね！！別に怒らせるつもりじゃ』
ソーン「僕は...Aさんのことが大好きなんです！！」
『......ふぁっ？？？？』
ソーン「何度も言わせないでください！僕は...僕はAさんのことをずっと思っています！あんな緑おじさんより僕を選んでください！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 92人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アルカリ性中毒 - 第五人格たのしすぎますよね！？ (2019年10月17日 19時) (
レス) id: 02338b78c4 (このIDを非表示/違反報告)
椿嫁(プロフ) - 名無しさんさん» はい！！更新致しました！！これからも頑張ります！！フォローありがとうございます！！ (2019年4月7日 22時) (レス) id: ef72a9a720 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん - あー！更新再開してたんですね！これからも更新頑張ってください！！！コンパスフォローします！ (2019年4月7日 22時) (レス) id: 709dded087 (このIDを非表示/違反報告)
赤株らでこ(プロフ) - 椿嫁さん» 了解です！ツイキャスならいけます！それならちょっとお邪魔しますね！ (2019年3月29日 14時) (レス) id: 2610847b40 (このIDを非表示/違反報告)
椿嫁(プロフ) - 赤株らでこさん» ありがとうございます！！ツイキャスで三十分 ミラティブで多分長々としますｗ妹もいるので少し短いかもしれませんｗ (2019年3月29日 14時) (レス) id: b7ea6b1f8c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
