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Haechan side
放課後、昨日の雨で校庭はぐちゃぐちゃで今日の体育は体育館でバスケだった とか、世界史のあの先生は面倒くさいとか、そんなことを話しながらいつもの生徒会室で過ごしていた。
生徒会長のジェノは相変わらず名簿を片付けてるけど、ジェミンは寝てるし俺とロンジュンはお菓子食べながら話してるし。そんな空気の中、滅多にならない控えめなノックの音がして。
RJ「はーい」
HC「え、Aちゃんじゃん」
ドアに一番近いロンジュンが返事をしたら静かに開いたドア。そこから顔を覗かせたのは黒とピンクの髪をひとつにまとめたAちゃんで。相変わらず短いスカートと、手にはコンビニの袋。
俺らの前を通り過ぎて行くのは机に座って名簿の確認をするジェノのとこ。名簿を見てたジェノも顔を上げて、どうしたの？って優しく笑った。
「昨日はありがとう」
JN「うん。風邪ひかなかった？」
「おかげさまで」
JN「それならよかった」
「これ」
JN「ん？」
「昨日のお礼。すこしだけど、良かったら」
JN「いいのに。ありがとう」
「ん」
相変わらず淡白な会話だけど、昨日よりなんだか仲良くなっているような空気で。受け取った袋の中を覗いたジェノが嬉しそうに笑って、じゃあってAちゃんは出ていった。
中身はジェノの好きなお高いアイスの抹茶味で。一個だけじゃなくて何個も入ってるそれに、溶けるから職員室置かせてもらってくる と出ていった。
RJ「今買ってきたんだろうな。そこのコンビニで」
JM「ね。鞄持ってたもんね」
RJ「ジェノとなんかあったの？昨日」
分かんないなって呟くジェミンに、まあ傘でも貸したんだろうなって結果に落ち着いた。あいつ傘持ってそうだし。
HC「Aちゃんかわいいよなー」
RJ「俺のクラスの奴も言ってたそれ」
HC「数学めっちゃ赤点らしい。親近感湧かね？」
RJ「いや。見た目通りって感じ」
HC「国語はできんだよあの子」
RJ「なんでお前そんな知ってんだよ」
別に良くね？興味あるだけじゃんな。嬉しそうに笑いながら職員室から帰ってきたジェノ、ちょっとキモイな。
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ノエ(プロフ) - ryo1022wonwoo07さん» コメントありがとうございます。@noeneol で出てくると思います。鍵垢ですので、フォローリクエストを送っていただけると有難いです！ (2022年9月19日 16時) (
レス) id: 62593b029f (このIDを非表示/違反報告)
ryo1022wonwoo07(プロフ) - コメント失礼します。Twitterのアカウント教えていただきたいです。 (2022年9月19日 1時) (レス) id: 64391cb650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノエ
| 作成日時：2022年7月2日 21時
