【ギャグ？】触んな…愛してる【ワンパンマン】ジェノスorサイタマ

歳上 ページ3

サイタマサイド

ぼんやりと頬の火照りを冷ましていたらいつの間にか俺たち３人は廃墟の中でくつろいでいた


その間ずっ女の子と友達は話していたようだ

友「あははっ！で、Aちゃんはさ、どーしてここに来たの？」



「ん、とね。家族旅行なんだっ

でもびっくり！こんな所でお友達が出来るなんて」

そう言いながらまたフワリとわかった





A、ちゃん？

文脈からしてこの女の子の名前だということはわかったがいつの間にそんなに仲良くなったんだ


さい「えっ、と…A、ちゃん、は



歳、いくつ？」

「ん、とねー、10歳！もうすぐ11になるんだー」


さい「へぇ、年上なんだ」


友「じゃあAねーさん、だなっ」



そう言っていかにも無邪気な感じで笑う友


「あははっ、やだなー、なんだかくすぐったいよー」



それに笑顔で返すAちゃんがなんだかとてもイラっときた


いや、きっとAちゃんにイラついてる訳じゃないんだけどな


ーーーーーーー


あれからずっと俺の友達とAちゃんは喋ってて。



なんだか劣等感みたいな何かがあって
何も考えずにAちゃんが座っている足の間に入り込んで腰を下ろした

案の定、少し驚いた顔をしたAちゃんは何事もなかったかのようにクスッと笑った






あぁ、かわいい、な





ふと頭上に感じた違和感



Aちゃんが俺の頭を優しく撫でているのがわかった


あまりにも優しい顔をするもんだからつい照れ臭くて。



さい「触んな。」


なんて冷たく言い放った




すると次には頰に違和感

今度はフニフニと俺の頬を指で突くAちゃん


でも今回は悪戯っぽい顔なんかして。



さい「…触んなっ//」


子供だと思われているような気がして少し強く言ってしまった

こんなはずじゃなかった→←過去編

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す