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間に合ったー！！！！
「なんだよテヒョンア！！」
ごめんねホビヒョン。
「…それってオーディション番組だよね？JYPの」
ジミナに聞かれる。
「あれ？ヒョンってこーゆーの興味ありましたっけ？」
いい質問だねジョングガ。
そう、俺は普段だったらこんなに熱心に見たりしない。
スキャンダルは避けたいし。忙しいし。
でもこれは特別！
『だって妹が出てるから』
「「「「「「……………は？」」」」」」
言ってなかったっけ？
「…まって頭が追いつかない」
「…どういうことだ」
「ヒョン妹いたんですか？！」
「しかもJYPの練習生？！」
「え！どの子どの子？！」
みんな俺に妹がいることがそんなに不思議？
…こらジョングガ、小声で「ヒョンどう考えても末っ子じゃないですか」とか言わない。
「…この子じゃないですか？」
ナムジュニヒョンが指さした画面。
”マイナー：A”
ちゃんと出てる！
『そう！その子その子！』
そっからはもう大騒ぎ。
「えーーーーー似てる！」
「兄妹そろって美形なんだな」
「00line？！若ッッッ！！」
「…そりゃあ、ヒョンに比べたら」
「ヤーーーー！ジョングガ！」
見てるとジミナに服を引っ張られる。
「…ねえ、テヒョナの妹背高くない？」
…………お。
『イヒヒ。170だよ。ジミナと変わんないね！』
「嘘でしょ。」
絶望的な表情のジミナ。
すると、
「…始まるぞ」
シュガヒョンの言葉に振り向く。
ヒョンは画面を見つめていた。
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作者名：なべちゃん | 作成日時：2020年11月21日 18時
