構ってちゃん？ｂｙ貴方 ページ25
今さっき、図書室で本を借りてきた。とても興味深い本で、自室でクギ付けになって読んでいる。
ふと、背中にかかる重み。
「だ〜れだ〜。」
やる気の無いのんびりした声。私の肩にかかるウェーブっ毛。
この感じは・・・
あ「綾ちゃんでしょ？」
綾「当たり〜♪」
あ「どうしたの？」
綾「遊びに来た。」
あ「う〜ん、僕、本読んでるんだよね〜・・・」
綾「んで？」
あ「今はちょっと無理かなー。」
綾「やだ。」
あ「あのねぇ・・・」
全く、困った後輩。可愛い後輩でもあるけど。
あ「仕方無い。少しだけね？」
綾「うん。あ、お姉ちゃん、髪ほどけかかってる。」
あ「へ？」
髪に手をまわしてみると、綾ちゃんの言うとおり、ほどけかかっているどころか、ほどけて
いるに近い。
綾「結い紐と櫛(くし)貸して。」
あ「え・・・？どうぞ・・・？」
綾「ん。」
綾ちゃんはそれを受け取ると、僕の髪をほどき始めた。
あ「あ、何？結ってくれるの？」
綾「うん。」
いつもやる気無い綾ちゃんが、手際よく、さっさと結っていく。あ、何か気持ち良い。
綾「はい出来た。身だしなみはちゃんとしないとって、滝夜叉丸もいってたよ？」
あ「うん、ありがとう綾ちゃん。」
綾「ん。」
あ「えっ？」
頬kiss☆
あ「//////」
綾「お姉ちゃん。」
あ「ひ、ひゃいっ！？」
綾「おやすみ。」
あ「え〜！？このタイミングで！？」
綾「くか〜・・・」
私の背に体重をかけるなり、そのまま綾ちゃんは寝てしまった。
あ「ほら、綾ちゃん、布団行こ。」
僕が立ち上がろうとすると、
綾「行かないで・・・」
あ「なっ・・・///」
仕方ない、僕の布団敷こう。
あ「じゃあ僕の布団敷くからちょと待ってて。」
布団を敷いて、綾ちゃんを寝かせると、僕は母親のように、隣に横になった。
どっと疲れが出てくる。
あ「ぼくも寝る・・・」
ぎゅっと、綾ちゃんが僕の手を握る。僕も握り返す。
あ「おやすみ、綾ちゃん。」
素直に言えないけど、ありがとう。
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スイちゃんのご友人です！ - 普通にこの作品好きです。(゜∀゜ゞ)結婚しませn(((殴急な告白失礼💦 (2023年2月5日 19時) (
レス) @page26 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんのご友人です！ - 完結おめでとです！2年生も可愛いですよね！←こいつは３〜５年生、伊作先輩、食満先輩、雑渡さん、諸泉さん、土井先生、小松田さん推しです！ (2023年2月5日 19時) (レス) @page26 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
こあ - 1２さいですハム太郎二年生の四人と三反田数馬です (2020年3月26日 8時) (レス) id: bc36a2a3f7 (このIDを非表示/違反報告)
こあ - 何二年生興味無いんですか？カッコいいじゃありませんか！？ (2020年3月26日 7時) (レス) id: bc36a2a3f7 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコダイル - 風の如く＠風丸さん» ありがとうございます。もうとっくに終わらせたはずなのに、それでも見てくれる人がいるのは、真に光栄なことです＾＾続編はちょっと難しいです…すみません (2015年1月25日 16時) (レス) id: 25bb14c77f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒヨコダイル | 作成日時：2013年1月26日 14時
