10話 ページ11
―A宅―
ただでさえ狭い部屋に、7人もの大人が入ると、さすがに狭い。
研磨さんのゾロアークが、幻影で拡張しているとはいえ。
貴「あの…場所替えないとさすがに…」
蛍は、資料を出し、「もう無理。ここでやる」との一点張り。
しかし…と頭を抱えていると。
潔「大丈夫。みんな狭いのには慣れてる。だから、話を進めましょ？」
おお、なんというエンジェル！
私は、とりあえず、今知ってる飛雄くんに関する情報をすべて伝えることにした。
貴「まず、飛雄くんの体は、∞エナジーの塊だと分かった。…で。私が、本人に聞いたところ、5年前のあの日から、いろんな研究施設を転々としていたそう。フーパとともに。」
蛍「∞エナジーについて補足すると、ポケモンの体内にあるもの。だけど、レックウザにはそれが異常にある。ポケモンの生体エネルギーともいえる∞エナジーがなぜ王様に宿ってるのか。それはわかってない。」
私たちの解説につなげて、潔子さんが、
潔「メガシンカは、ポケモンが持っているポケモンの生体エネルギーと、人間がもっているキーストーンに秘められた生体エネルギーを掛け合わせることによって発生するエネルギーによって起こると言われているの。もしこの理論が正しければ…」
？どういうこと？私は、飛雄くんに宿る∞エナジーを取り出して、悪用しよう…と思ってると…
徹「飛雄ちゃんがメガシンカする…そういうこと？」
潔「理論的にはそう。だけど、もう一つ、メガシンカには強いキズナが必要。トレーナーとポケモンの。」
飛雄くんのメカニズムはわかった。しかし、まだ謎は多い。
なぜ、飛雄くんがフーパとともにいたのか？
飛雄くんをどうしようとしているのか…
とそこへ、
蛍「ゾロアークが戻ってきた。何か、辛いものでも見たような顔…」
確かに、ゾロアークは呼吸を荒げ、目は潤んでいる。
仁「ゾロアーク辛そう…ってうわっ！！」
仁花ちゃんのカバンから飛び出したのは…
「私が伝える。ゾロアークが何を伝えたいのか。」
幻のせんりつポケモン。メロエッタだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛人(プロフ) - ぴったり１００hit！！ありがとうございます！ (2016年8月13日 14時) (
レス) id: 758d159f5f (このIDを非表示/違反報告)
凛人(プロフ) - もしかしなくても一番早く更新したやつです。多分これが一番早いと思います。 (2016年8月13日 13時) (レス) id: 758d159f5f (このIDを非表示/違反報告)
凛人(プロフ) - 更新しました。見てくださると幸いです。 (2016年8月12日 12時) (レス) id: 758d159f5f (このIDを非表示/違反報告)
凛人(プロフ) - 地味に博士とグズマのBL全裸期待ww (2016年8月12日 8時) (レス) id: 4fc2d6cb86 (このIDを非表示/違反報告)
凛人(プロフ) - どっかで出せないかな!？チンピラ団！グズマさんとかカエンジs…フラダリよりかっけーじゃん！ (2016年8月12日 8時) (レス) id: 4fc2d6cb86 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凛人 | 作成日時：2016年8月11日 17時
