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「「「レートーさーん♪」」」
三人でにやにやしながら声をかける
少したっても返事がない
顔を見合わせ、にたりと笑うと
「おじゃましまーーーす」
そう言ってキヨくんが真っ先に中に突入した
「レトさーん大丈夫ー??」
「プリン買ってきたよー??」
そう言って僕とつわはすくんもそれに続く
「い、いらっしゃーい...」
そこにはなんともいえない顔で冷や汗をだらだらと流すレトさんの姿が
「なんだ、レトさん元気そうじゃん」
「あー、えと、朝めっっっちゃ腹痛かったんよ、あはは」
と、さっさとリビングに通される僕達
目配せをして会話する
《レトさんなんかあやしくね?》
《絶対なんか隠してるよあれ》
《ちょっと探り入れてみようか》
「ねぇレトさーん、プリン買ってきたから冷蔵庫に入れとくn」
「あああああ!!ありがとう!!俺これ大好き!!後で食べるね!!!ほんまにありがとう!!!!」
冷蔵庫のところまで行かせまいとするかのように奥からダッシュで現れたレトさんがプリンを受け取り、また奥へと消えていった
「....ぜぇーーーったいなんかおかしい」
「だよな、おかしいよな」
「なにをそんなに焦って....ん?」
視界の端に飛び込んできたのは
「このカバン...?」
「女物じゃん」
「まさかレトさん....!?」
「えーと、みんな、聞いてくれる?」
ばっと振り返るとそこには
「えっと、突然やけど、紹介します
俺の彼女の、Aちゃん...です...」
照れくさそうに視線を外しながらレトさんがそう言うと
ぴょこっと横から可愛らしい女の子が顔を出した
「....は、はじめまして!!
皆瀬 Aと申します!!
レトくんの、彼女になりました!!
よ、よろしくお願いします!」
ばっと音がするかのような勢いでお辞儀をするその女の子はどこかで見たことのある鮮やかな青色のパーカーを着ていた
「え、っと....」
あまりの展開の速さに追いつけていないつわはすくん
「すっげー可愛い!!!!え!レトさんこの子がレトさんが言ってたあの子!!?」
目をキラキラさせて騒ぎ出すキヨくん
「えーと....とりあえずここは、おめでとう、なのかな?」
曖昧な笑顔を浮かべることしかできない僕、ぴーぴー
何がどうなってるんだ....?
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みのり・*・:≡( ε:)(プロフ) - コメントするのは初めましてです!右京さん原作ということであり前から読んでいたのですが最後まで面白かったです!まだ完結ではないということなので続編楽しみにしています!更新頑張ってください! (2016年6月15日 23時) (レス) id: 140d56c136 (このIDを非表示/違反報告)
てとら(プロフ) - 黒縁。さん» ふおおおお!!コメントありがとうございます!!(´;ω;`) 気になっていただけていて嬉しいです!!とても励みになります、更新頑張ります!! (2016年2月11日 11時) (レス) id: 56c156c5fc (このIDを非表示/違反報告)
黒縁。 - あああああ!!あの後の二人がとてつもなく気になります…!!更新頑張ってください!!続き待ってます(*´˘`*) (2016年2月8日 16時) (レス) id: 18c742507c (このIDを非表示/違反報告)
てとら(プロフ) - 右京大河#ポン酢さん» ありがとうございます!!こんなに嬉しいコメントまで....感激です(´;ω;`) 更新がんばります!! (2016年2月6日 22時) (レス) id: 56c156c5fc (このIDを非表示/違反報告)
右京大河#ポン酢(プロフ) - 読んでてアップルパイ食べたくなるぐらいレトさんとデートしたくなりました( 笑 )1読者として更新楽しみにしてますので頑張ってください(●´ω`●)! (2016年2月6日 13時) (レス) id: 883254d15d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てとら | 作成日時:2016年1月31日 19時