学パロ (タタラ) ページ10
A...2年生
タタラ...3年生
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身の程知らずの私は成績優秀、容姿端麗、何もかもが完璧な先輩に恋をしてしまいました
彼の姿が目に入るだけで心臓の鼓動が高鳴り止まない。学校で一番人気の先輩が週に一度は必ず告白されているのを目撃する
その度に私の心の中にモヤモヤした気持ちが溜まっていく
ライバルは数え切れないほどいるし、2年の私なんかが先輩の目に映ったことも無いことくらい自分でも分かってる...
わかってるけど諦めきれない
ずっと好きだったから
直接告白する勇気が出ない私は手紙を書いてみたりもした。でも渡す勇気も出ない
周りの友達からは諦めた方がいいって言われたりもする
でもそんな簡単に諦められるわけがないんだ
A「はぁ...」
私は放課後の教室で1人ため息を付きながら渡す予定のない手紙を眺めていると
ガラッ
アヤト「なにため息ついてんだよ」
ナキ「なんかあったのか!?!?」
A「っ!!!!」
同じクラスでよく話をしたりする2人が教室に入ってきた
私は慌てて手紙を机の中に隠した
A「...まだ帰ってなかったんだね」
アヤト「ああ、ちょっと用事があってな」
A「用事って?」
気になった私は2人に問いかける
ナキ「アニキ達にようがあったんだよッ!!!!」
A「だからその用事の内容を聞いてるんだ...よ…...」
って待てよ…今ナキはアニキ達って言った?
ナキにとってのアニキって3年生のヤモリ先輩の事だよね?てことはもしかしたらタタラ先輩もまだ学校にいる?
なんて事を考えていると
アヤト「アイツも残ってたぞ...
......さっき隠してたもん、渡さなくていいのか?」
なんだ気づかれてたのかナキは頭に『?』浮かべてるけど
ここで渡しに行かないと一生後悔する気がする
せっかくアヤトが背中をおしてくれたんだ
A「ありがと、ちょっと行ってくるね!!!!」
アヤト「ああ」
ナキ「ん?どこ行くんだ?」
A「大っ事な用事があるの!」
ナキ「そんなにダイジなのか!?ならがんばれよっ!!!!」
私はそう言ってくれるナキに笑顔で返しながら手紙を握って教室を出た
振られるかもしれない
引かれるかもしれない
逆に嫌われるかもしれない
でも
私はこの気持ちを先輩に伝えたい
3年生のクラスのある階まできた
私は一旦うるさい心臓を落ち着かせようと深呼吸をした
A「よし!」
私はタタラ先輩のいる教室のドアに手をかける
私の気持ちが届くまであと数分
どうか届いて
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東京グールサイコー - あとオウルも (2019年9月16日 0時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)
東京グールサイコー - ヤモリがすきかな (2019年9月16日 0時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)
テトラポット - 巳陽さん» コメントありがとうございます!本当に申し訳ないのですがこの作品のパスワードを忘れてしまいこれ以上更新することが出来なくなってしまいました。また新しく作り直しているので良ければそちらもご覧ください! (2017年12月19日 19時) (レス) id: 14a8cd40c1 (このIDを非表示/違反報告)
巳陽 - タタラさん愛しいです!ホオグロくんも素敵でした!応援してます! (2017年12月7日 20時) (レス) id: 269ef2efda (このIDを非表示/違反報告)
テトラポット - アイスゥさん» すみません!使い方まだ慣れてなくてレスつけれてませんでした!コメントありがとうございます!!!! (2017年10月4日 18時) (レス) id: 59f657cb92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:テトラポット | 作成日時:2017年10月3日 1時