避難した場所は…… ページ19
女中1「で、ではっ。もし信長様が私達を蘭丸様の側近にと命令したら蘭丸様は私達を受け入れてくれるのですかっ!?」
蘭丸「はい、信長様の命令ならば喜んで」
その答えを聞いて私はその場から逃げ出した。
★・゜・。。・゜☆゜・。。・゜★♡*。゚。*✡
ASide
目の前には黙々と本を読んでいる信長様がいる。
A(どうしてこうなった!?)
最初から話すと長くなるので簡潔に説明すると、蘭丸さんの一言に勝手に傷付いた私が勝手にその場から逃げ出して、逃げ出した先が信長様の部屋の前で、急いで自分の部屋に戻ろうとしたら信長様に見つかって、そこらへんウロチョロしたら邪魔だからと部屋に入れられた。
とりあえず混乱しすぎてまともに日本語を話せない状態である。
A(とても気まずい……)
夜中だからというのもあるだろうが部屋は静かで信長様が本のページをめくる音しか聞こえない。
静かすぎて何で逃げ出したか冷静に考えると余計モヤモヤしてなんだか泣きそうになる。
A(別に私が蘭丸さんの側近になったのは信長様の命令だって分かってるし、蘭丸さんは信長様大好きだから命令は何でも聞くって分かるけど……)
女中1『で、ではっ。もし信長様が私達を蘭丸様の側近にと命令したら蘭丸様は私達を受け入れてくれるのですかっ!?』
蘭丸『はい、信長様の命令ならば喜んで』
A(側近って誰でも良かったのかなって思うとイライラする。何でだろう)
信長「おい」
一人で、悶々と考えていたら信長様が話しかけてきた。
信長様は本を置いて私をジッと見る。
いつも通りの顔だけどなんだか怖く見える。
A(まぁ、いつも怖いんだけどね……)
だって信長様と話したのは初めて会ったときだけだし……もう今すぐにでも逃げ出したい。
信長「おいA」
A「ひゃいっ!」
キッと睨まれて思わず声が裏返った。
信長「蘭丸の元に戻るのは嫌か?」
A「え、あ、はい……まぁ」
信長様の口から蘭丸さんの名前が出てきて驚いた。
A(だって何も言ってないのに……信長様って本当に凄い人なんだな)
信長「言っておくがお前の思っていた事全部声に出ていた」
それを聞いた私は恥ずかしくてブラジルに向かって叫んだ。
って思ったけど、ここは日本じゃなくて異世界だからとりあえずこの世界の国の逆の国に向かって叫んだ。
A「うわあああああああああああああ!!」
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歌音ユイ - とっても面白いです!!蘭丸推しだけど蘭丸の小説があまりなかったので嬉しいです!更新頑張って下さい! (2020年1月17日 22時) (レス) id: dcd6ff7333 (このIDを非表示/違反報告)
テトラ(プロフ) - 紅華さん» はい!落ち着いてきたら更新していこうと思います!!ありがとうございます!! (2018年9月29日 18時) (レス) id: c75dd44a3e (このIDを非表示/違反報告)
紅華(プロフ) - 面白かったです更新頑張って下さい (2018年8月14日 15時) (レス) id: 40a916232a (このIDを非表示/違反報告)
テトラ(プロフ) - リンネさん» ありがとうございます!!更新頑張ます(●´ω`●) (2017年12月4日 23時) (レス) id: c75dd44a3e (このIDを非表示/違反報告)
リンネ - おー!蘭丸が好きなので待ってました!これからも更新頑張ってください (2017年11月22日 22時) (レス) id: 0f682f5452 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:テトラ | 作成日時:2017年9月16日 22時