6night★どうなるの ページ6
なんで、なんで?
この時計壊れてるんじゃないの?
いやでも、違う・・・
ほんとに、11時55分のまま・・・!!!!
「なん、で・・・!?」
私は独り言のように呟いた。
フェリシアーノとロヴィーノは笑っているだけ。
どうしよう
怖い
私は辺りを見回し、咄嗟に見つけた秘密の部屋に駆け込んだ。
重たいドアを開けると、そこは・・・
「何、これ・・・?」
「「jesus、jesuS!!!」」
棺の、山だった。
「ありゃりゃ・・・」
振り向くと、そこにはここの住人達がいた。
「見てしまいましたね・・・」
皆昨日とは違う、冷たい目で私を見た。表情も無表情で感情が全く読めない。
私は呆然と皆をみつめた。
「これは・・・何?どういうことなの!?」
皆は私の質問には答えず、静かに武器を取り出した。
アーサーは銃、アルフレッドは包丁、エリザはやっぱりフライパン、と大きな鎌、菊は刀。フェリシアーノとロヴィーノは何も出さなかった。
何?
.
.
.
何で武器を出すの?
皆は、何をしようとしてるの!?
「「Danger,dangeR!!!」」
双子の急かすような声にはっとした。
それと同時に、パァン!!と乾いた音がした。
それがアーサーの放った弾丸だ、と理解するより先に、私は皆を振り払って一目散に逃げ出した。
.
.
.
―・・・どうなってしまうんだろう。
―まだ、死にたくない―・・・!!!!
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