3night★パーティー ページ3
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連れて行かれた先は、大広間だった。
沢山の料理が並べられていて、天井にはシャンデリア。絨毯はふかふかで、いかにも豪邸ーってかんじ!
「すごぉい・・・」
「さぁ、こっちにきて楽しみましょう」
「「歓迎しよう!!」」
先に行っていたらしい住人の皆さんが、私を見て言った。
「ワインはお好きですか?」
「あ、はい・・・」
アーサーに問いかけられ、私は素直に頷いた。
ワイン、おいしーよね!
するとしばらくして、ワインが運ばれてくる。
「わあ、ありがとうございます」
「いいえ」
アーサーは優雅に一礼した。私はまたその姿に見惚れる。
すると突然、後ろから声が聞こえてきた。
「何?アーサーだけ仲良くなって!」
「えっ?」
振り向くとそこには、お坊ちゃまってカンジの格好した少年が立っていた。
「俺の名前はアルフレッドだぞ!」
「あ、・・・宜しくお願いします」
「じゃあ、かんぱーい!」
「何で!?あ、うんカンパーイ!」
何が「じゃあ」なのか分からなくて思わずつっこんでしまったが、とりあえず乾杯した。
そして、またいつのまにか隣にいたロヴィーノが楽しそうに囁く。
「・・・Are you readY?」
「?」
何故か分からないけど、背筋がゾクリとした。
「パーティーの準備はいいかい?お嬢さん」
気付かなかったが(失礼)アルフレッドの隣に居た男が、笑顔で言った。その人は自分の名前はフランシスだ、と言った。
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