【APH】Bad∞End∞Night【パロ】 (ページ2)

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2night★住人ページ2

「ヨウコソ・・・」

「不思議ノ館ヘ・・・」

2人はにっこりと微笑んだ。
この2人もなかなかの美形だ。1人はぱっと見て女の子に見えるが、まぁ男の子だろう。くるんと立ったアホ毛?馬鹿毛?が可愛らしい。

後に分かった事だが、女の子みたいな方の子がフェリシアーノ、ちょっとだけカンジ悪いのがロヴィーノっていう子らしい。

でも何だか、2人の動き、喋り方には違和感を覚えた。

私がうろうろしていると、メイド服を着た女の子がお茶を差し出してきた。

「此処に来るまで、お疲れになったことでしょう。お茶をお召し上がりください」

「あ、ありがとうございますっ」

にこっ、と笑う、その子はエリザベータ、通称エリザという子(らしい)。
何でフライパン持ってるんだろう。

そして何やら、皆でこそこそやりはじめた。

「・・・・・・いいんじゃない・・・?」

「・・・・どうせ・・・・・またいつもの・・・・・・・」

何を話しているのかはわからない。ただ聞き取れた部分だけで判断すると、皆は私を値踏みしているように見える。
何、してるんだろ・・・ていうか、私は何でここに招待されたんだろう?

「あぁ、A様」

「様!?」

振り向くとそこには、黒くて艶やかな髪と目を持った青年がいた。本田菊、という日本人の人らしい・・・

「あの人達のことは気にしないでください。それより、こうして会うのも何かの縁ですよ」

「ナラ、パーティー!」

「パーティ!!」

いつのまにか私の両脇に立っていたフェリシアーノとロヴィーノが、私の腕を掴んで走り出した。

「わわっ、ちょっ!?どこいくの!?」

2人は私の質問には答えず、ただ笑っていた。