★ ページ10
青「どうする？」
赤「まぁ、目黒を先に病院に連れていった方がいいだろうね」
ということになり、深澤に一応伝えた上で病院へと向かった。ちょうど車2台で来ていたので、帰りの足に困ることはないだろう。
いつもの病院に向かい、これまたいつものおじさん先生がめんどくさそうに出迎えてくれて。
「今度はなんだ」
黒「うたれました。かんつうはしてない、たぶん」
「撃たれた？見せろ。…ま、縫っとけば大丈夫だろ」
おじさん先生にそう言われ、すぐに処置室に連れていかれる。そして麻酔を打たれ、それが効いてすぐに処置が始まった。
余程疲れていたらしい。処置が終わっても、目黒は眠り続けていた。
「おい。無理やり起こすか？」
青「いや。そんまま寝かせとく」
赤「今日は目黒は頑張ったからね」
そうこうしているうちに、色々と終わらせた深澤達が病院に来た。
紫「目黒は？」
青「大丈夫。今は寝てるだけ」
渡辺にそう聞いて、深澤が安心したように笑う。そして眠る目黒のほっぺたを、起こさないように優しく撫でた。
紫「目黒。今日はマジでありがとな」
「おい。そろそろ帰れ」
紫「ちょっと。今結構感動的なシーンなんですけど」
「俺には関係ないな」
せっかくいいムードだったというのに。いつもの如く、おじさん先生にぶち壊された。
☆★☆★
病院から目黒を連れて帰ると、既に阿部達が帰ってきていて。岩本に抱えられている目黒を見て、心配そうに顔を歪めた。
白「めめ、大丈夫？」
紫「大丈夫。起きた時、褒めてあげて」
白「褒める？」
紫「そ。目黒ね、俺を守ってくれたの」
深澤にそう言われたので、ラウールは目黒が目を覚ますと褒めた。もちろん、阿部と向井もだ。
白「めめ！辰哉さん守ったんでしょ。凄いね！」
緑「さすが目黒」
橙「めっちゃかっこええで！めぐきゅん！」
目黒は目を覚ましたばかりでよく理解していなかったみたいだが、段々と状況が分かってきて。
照れくさそうに。でも誇らしげに笑っていた。
リクエストありがとうございました。
☆★☆★
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素能工業高校の日常
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アーサー(プロフ) - ラウちゃんが修学旅行に行っちゃう話が見たいです！ (2022年10月27日 8時) (
レス) id: 94981e7597 (このIDを非表示/違反報告)
未彩季(プロフ) - ななさん» 作者様が忙しく更新されていません (2021年3月15日 22時) (レス) id: 719acb52df (このIDを非表示/違反報告)
なな - いきなりのコメントすみません！この小説は完結したのですか? (2021年3月6日 22時) (レス) id: ce1229467a (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - リクエストお願いしても宜しいですか？屋敷に敵襲がやって来て、皆の前で白さんが人質に取られて倒れてしまうほど傷付けられたのを見てしまい、暴れまくるというお話がみたいです！ (2020年9月5日 23時) (レス) id: ed9b238989 (このIDを非表示/違反報告)
芽那(プロフ) - ありがとうございます！ (2020年9月3日 20時) (レス) id: b51a0fe72c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふーちゃ
| 作成日時：2020年7月22日 17時
