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カフェの方は無事に終わり、今度はBAR。BARの開店時間まで休んでいようと思ったが、宮舘にそんな時間はない。
みんなの為に晩ごはんを作り、BARで出すつまみの調理もする。
宮舘が慌ただしく準備をしていると、クイッと手を引かれた。また渡辺かなと宮舘は思ったが、手を引っ張ってきた相手は違くて。
赤「ラウール？」
白「だてさん。きょうはラウといっしょにいよう」
赤「え？」
白「ラウ、だてさんがいい！ぜったいだてさんがいいの！」
宮舘の手を引っ張りながら、ラウールがそう叫ぶ。宮舘はどうしたらいいか分からずオロオロした。
桃「国王？どうかした？」
赤「あ、佐久間。いや、ラウールが」
桃「ラウ？」
白「さくまくん。ラウね、きょうだてさんといっしょがいい」
桃「んー。でも国王はこの後もBARをしないといけないから無理だよ」
白「やだ！だてさんじゃなきゃやだ！」
宮舘をBARへは行かせまいと、手を握って引っ張ってラウールは抵抗している。そんなラウールにオロオロする佐久間と宮舘。
どうすることも出来ず、騒ぎを聞き付けた深澤がラウールと話してみても「だてさんがいい！」の1点張り。
紫「ラウー。舘さんは忙しいから無理だよ」
白「やだ。ラウ、だてさんがいいのに」
宮舘がいいと言っているのに、なかなかうんと言ってもらえなくて。次第にラウールの目に涙が溜まる。
ヤバいと思った時にはラウールは泣いていて。ラウールの泣き声を聞きつけて、今日はいない向井以外集まってきた。
黄「ほら、ラウ。舘さんから離れろ。な」
白「やだ！」
黄「やだじゃないの。ほら、っ」
見かねた岩本が、無理やりラウールを宮舘から離す。ジタバタと暴れるラウールを抱き上げて部屋に戻っていった。
紫「にしても、珍しい光景だったね」
桃「うん。…国王、嬉しいでやんすか？」
赤「あんな風に引き止められて、嬉しくない人なんている？」
緑「いないね」
黒「舘さん羨ましすぎるんですけど。俺、されたことない」
笑いながらそんな会話をしている5人。それを渡辺が少しだけ離れた場所からじっと聞いていた。
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黎音(プロフ) - 水のですよね水野になってますよ (2020年7月13日 17時) (
レス) id: 68aa2fde0c (このIDを非表示/違反報告)
黎音(プロフ) - からうは方言ですよ。たぶん背負うだと思います (2020年7月6日 19時) (レス) id: 68aa2fde0c (このIDを非表示/違反報告)
翔北(プロフ) - リュックをからうってなんですか、？ (2020年7月6日 19時) (レス) id: e89bc97fcc (このIDを非表示/違反報告)
果恋(プロフ) - リクエスト失礼します！よく、BARに来る男の人が舘様を襲ってしまい、その時に翔太くんが助けて、舘様がみんなに甘えるっていう話をお願いします！更新楽しみにしてます！ (2020年7月5日 19時) (レス) id: e8c769ac95 (このIDを非表示/違反報告)
しらゆき(プロフ) - はじめまして！楽しく拝見させて頂いております。リクエストなのですが、阿部くんが仕事でバタバタしてしまい、中々ラウが起きてる時間に帰ることもできず、そのまま体調を崩してしまう阿部くんと心配するラウの話が見たいです。わかりにくくてすみません。 (2020年7月2日 1時) (レス) id: 7bc484c107 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふーちゃ
| 作成日時：2020年6月21日 22時
