★ ページ4
緑「そろそろ3人起こしてくる？」
赤「いや。足音がするから降りてきてるんじゃない？」
向井が作った朝ごはんを並べながら、阿部がまだ起きていない3人を起こしに行こうかと聞く。しかし、宮舘がすぐに降りてくる足音が聞こえると言った。
確かに、3人分の足音が聞こえる。
桃「おはようピーマンであります！！」
紫「おはようみんな」
白「ん…。おあよぉ」
元気よくリビングに入ってきた佐久間。そんな佐久間に手を引かれながら入ってきたのがラウールで、その後ろから深澤が入ってきた。
ラウールはまだ眠たそうで、くしくしと目を擦っている。
橙「あらあら。ラウルはまだお眠さん？」
桃「うん。昨日よく眠れなかったみたいでさ」
赤「そっか」
紫「まだ寝とくか聞いたんだけど、康二のごはん食べるって」
橙「くわっ！めっちゃ嬉しい！！」
天を向いて向井は喜ぶ。それを阿部がジトリとした視線で見た。少し怖い。
それに気づいた向井が、そそくさと宮舘の後ろに隠れた。
紫「こら、阿部ちゃん。そんな怖い顔しないの。ほら、ラウが怖がってんじゃん」
緑「あぁ。ごめんね、ラウール。康二に怒ってるわけじゃないから」
白「あべちゃ、こわい」
ラウールは怯えた表情で阿部を見ると、佐久間にギュッと抱きついた。抱きついてきたラウールを、佐久間は大丈夫と言うように宥める。
桃「大丈夫だよラウ。阿部ちゃんは怖くないからねぇ。ただ嫉妬してただけなの」
白「しっと？」
紫「そう。康二ばっかがラウに好かれてるって思って。阿部ちゃんはラウが大好きだから」
白「……ラウ、あべちゃんだいすきだよ」
コテンと首をかしげながらそう言ったラウール。阿部はもちろん、さっきの向井の様に天を見上げて喜んだ。
青「でもラウールが好きなのは俺だよな」
白「っ！しょっぴー」
ラウールは佐久間から離れると、嬉しそうにソファーに座って待っていた渡辺に抱きついた。
☆★☆★
深澤辰哉(27歳)
カフェ&BAR「Casa del ángel」のオーナーでありシェアハウス「さくら」の管理人でもある。ラウールの保護者代わり。ラウールを守る為、幸せにする為ならなんだってやる。元々は一流企業のエースの営業マンだった。
佐久間大介(27歳)
元保育園の先生。今はラウールのお世話係をしている。いつも笑っていて佐久間が笑っていれば大丈夫と思われるほど安定剤でもある。たまにラウールのお世話をしながらカフェの方を手伝っている。重度のアニメオタク。
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黎音(プロフ) - 水のですよね水野になってますよ (2020年7月13日 17時) (
レス) id: 68aa2fde0c (このIDを非表示/違反報告)
黎音(プロフ) - からうは方言ですよ。たぶん背負うだと思います (2020年7月6日 19時) (レス) id: 68aa2fde0c (このIDを非表示/違反報告)
翔北(プロフ) - リュックをからうってなんですか、？ (2020年7月6日 19時) (レス) id: e89bc97fcc (このIDを非表示/違反報告)
果恋(プロフ) - リクエスト失礼します！よく、BARに来る男の人が舘様を襲ってしまい、その時に翔太くんが助けて、舘様がみんなに甘えるっていう話をお願いします！更新楽しみにしてます！ (2020年7月5日 19時) (レス) id: e8c769ac95 (このIDを非表示/違反報告)
しらゆき(プロフ) - はじめまして！楽しく拝見させて頂いております。リクエストなのですが、阿部くんが仕事でバタバタしてしまい、中々ラウが起きてる時間に帰ることもできず、そのまま体調を崩してしまう阿部くんと心配するラウの話が見たいです。わかりにくくてすみません。 (2020年7月2日 1時) (レス) id: 7bc484c107 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふーちゃ
| 作成日時：2020年6月21日 22時
