ホストクラブ ページ22
りぃけ様リクエスト作品になります。
☆★☆★
その日は本当に緊急事態だった。
いつもはラウールの面倒を見る担当である佐久間が風邪でダウン。
岩本は、知り合いのケーキ屋に助っ人として泊まりがけで行っていて不在。
阿部も、契約を結んでいる企業に泊まりがけの仕事に行っていて不在。
だからその日のカフェは申し訳ないが休みにして、客が少ないであろうBARは開けた。
そしたらどういう訳か客がいっぱい来たのだ。カフェが閉まっていた反動なのかは知らないが。
佐久間の代わりにラウールの面倒を見ていた向井と渡辺も手伝いに出ないとヤバいぐらいに。
でもそうすると、ラウールが1人になってしまう。風邪でダウンしている佐久間には、絶対に頼めない。
そこで白羽の矢が立ったのが、目黒だった。
しかし目黒はその日仕事に行っている。目黒の仕事場はホストクラブ。そこにラウールを連れていくのは、正直気が引けた。
ラウールと面識のある知り合いにも一応声をかけたが、タイミング悪く全員無理だという返答が。
紫「ちょっ。マジでどうする？」
赤「一旦目黒に連絡入れよう。目黒の返答次第で、申し訳ないけどBARも閉めようか」
ということになり、向井が目黒に電話した。ちょうどスマホをいじっていたのか、目黒はすぐに出てくれて。
黒《ちょっとオーナーに掛け合ってみる》
橙「マジでホンマにいい返事待ってるわ」
黒《………あのさ、オーナーがラウール連れて来いって》
橙「は？」
黒《今日はホストクラブでラウールの面倒見るから、連れて来いって》
酒のある店でラウールの面倒を見る？
いやいや。ラウールは未成年。絶対にダメでしょ！と思ったが、目黒が大丈夫だから早く連れてきて。と言うので、渋々連れていくことに。
そして向井がラウールを連れてホストクラブに着くと、そこには異様な光景が広がっていた。
「オーナー！大量のジュース買ってきました！」
北「よし。今日は酒類の提供は一切なしだ。それとタバコも。いいな」
「了解です」
「こっちも、今日来るラウールくんの好きな恐竜の人形の配置終わりました」
北「よっし。目黒、これぐらいでいい？」
黒「十分すぎるくらいですオーナー」
橙「…は？ここがホストクラブ？」
白「すごい！きょうりゅうさんいっぱい！」
ホストクラブだと言うのに、どういう訳かメルヘンチックな雰囲気だったのだ。
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黎音(プロフ) - 水のですよね水野になってますよ (2020年7月13日 17時) (
レス) id: 68aa2fde0c (このIDを非表示/違反報告)
黎音(プロフ) - からうは方言ですよ。たぶん背負うだと思います (2020年7月6日 19時) (レス) id: 68aa2fde0c (このIDを非表示/違反報告)
翔北(プロフ) - リュックをからうってなんですか、？ (2020年7月6日 19時) (レス) id: e89bc97fcc (このIDを非表示/違反報告)
果恋(プロフ) - リクエスト失礼します！よく、BARに来る男の人が舘様を襲ってしまい、その時に翔太くんが助けて、舘様がみんなに甘えるっていう話をお願いします！更新楽しみにしてます！ (2020年7月5日 19時) (レス) id: e8c769ac95 (このIDを非表示/違反報告)
しらゆき(プロフ) - はじめまして！楽しく拝見させて頂いております。リクエストなのですが、阿部くんが仕事でバタバタしてしまい、中々ラウが起きてる時間に帰ることもできず、そのまま体調を崩してしまう阿部くんと心配するラウの話が見たいです。わかりにくくてすみません。 (2020年7月2日 1時) (レス) id: 7bc484c107 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふーちゃ
| 作成日時：2020年6月21日 22時
