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向井がせっせと朝ごはんの準備をしていると、2階から誰かが降りてきた。時計を確認すれば、もう朝の6時を過ぎていて。
橙「阿部ちゃん？」
赤「残念。宮舘」
橙「舘！もう起きて大丈夫なんか？」
赤「大丈夫。それよりも、昨日あんまり料理残ってなかったから。手伝おうと思って」
橙「……舘に手伝ってもらわんくても大丈夫やもん！」
起きてきたのは宮舘で。朝ごはんを作るのを手伝うと言えば、向井がプンと拗ねた。
それを微笑ましそうに宮舘は見ている。
向井が自分にライバル心をむき出しにしていることには気づいていた。だからこそ頑張ろうと思うし、それと同時に可愛いとも思う。
緑「おはよう2人とも。何やってんの？」
橙「あ、阿部ちゃん。おはよう」
次に降りてきたのは阿部で。プンスカ怒っている向井と、それを微笑ましそうに見ている宮舘を見てキョトンとする。
赤「おはよう阿部。昨日さあんまり残んなかったから朝ごはん手伝ってあげようと思って」
橙「そんなもんいらん！」
向井がそう叫んだ瞬間、宮舘と阿部がケラケラと笑った。それに対して、さらに向井がプンプンと怒り出す。
橙「もうええ！ラウに言うからな。舘と阿部ちゃんは俺をからかって弄ぶような最低な奴やって！」
赤「は？それは困る」
緑「ごめん康二。それだけはちょっと勘弁してよ」
橙「やったら黙って待っとって！」
そう言って朝ごはん作りの続きに入った向井。宮舘と阿部は顔を見合わせてクスリと笑い、気分転換でもしようかとコーヒーの準備を始めた。
☆★☆★
宮舘涼太(27歳)
カフェ&BAR「Casa del ángel」のBARのシェフ&バーテンダー。そしてシェアハウス「さくら」の晩ごはん担当。宮舘の作るツマミとカクテルは最高だと人気。たまにカフェの方も手伝っている。貴族ではないはずなんだが、どこか貴族の雰囲気が漂っている。
阿部亮平(26歳)
会計士。一応個人事務所を持っていて呼ばれたら行くというスタイル。そしてカフェ&BAR「Casa del ángel」の会計も担当している。頭がよく知識は豊富だがちょっと抜けている部分あり。
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黎音(プロフ) - 水のですよね水野になってますよ (2020年7月13日 17時) (
レス) id: 68aa2fde0c (このIDを非表示/違反報告)
黎音(プロフ) - からうは方言ですよ。たぶん背負うだと思います (2020年7月6日 19時) (レス) id: 68aa2fde0c (このIDを非表示/違反報告)
翔北(プロフ) - リュックをからうってなんですか、？ (2020年7月6日 19時) (レス) id: e89bc97fcc (このIDを非表示/違反報告)
果恋(プロフ) - リクエスト失礼します！よく、BARに来る男の人が舘様を襲ってしまい、その時に翔太くんが助けて、舘様がみんなに甘えるっていう話をお願いします！更新楽しみにしてます！ (2020年7月5日 19時) (レス) id: e8c769ac95 (このIDを非表示/違反報告)
しらゆき(プロフ) - はじめまして！楽しく拝見させて頂いております。リクエストなのですが、阿部くんが仕事でバタバタしてしまい、中々ラウが起きてる時間に帰ることもできず、そのまま体調を崩してしまう阿部くんと心配するラウの話が見たいです。わかりにくくてすみません。 (2020年7月2日 1時) (レス) id: 7bc484c107 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふーちゃ
| 作成日時：2020年6月21日 22時
