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9,怖いとこの人間さん ページ9

?「あ、あの・・」
『…』

__数分前
『よっと!』

ん〜‥今回は、どんなところなんだろ!

私はキョロキョロと周りを見ながら進んだ
すると誰かの悲鳴が聞こえた

『…人間の悲鳴?』

何故か私は、声のする方へ走った

一時して人影が見えた

『…あぁ、成程ね』

ボロボロワンピースを着て裸足の人間…とても寒そう

でもまぁ、所詮はただの人間だし見殺しにしてもいいか・・・


____斧が人間の腕めがけて落とされそうになった

『…ねぇ』
?「あぁ?なんだおめぇ」

『…今回はそこの人間を見逃して』
?「はぁ?ただで見逃せってか?」

『…何が欲しいか言ってみろ、何でもやるからさ』
?「何でもか?」

『うん』
?「じゃ、大量の食糧をくれよ」

『そんなんでいいの?』

私は、アンダースワップで買った
大量のサンドイッチをここのサンズに渡した

?「‥マジか」
『ほら、これでいいだろ?』

?「チッ‥今回だけだ」

そう言い残してサンズは消えた

『…ふぅ』
?「あ、あの」

『‥何?』
?「その…助けてくれてありがとう」

『君、名前は何て言うの?』
アリザ「私は、アリザ!」

『寒くないの?そんな恰好でさ』
アリザ「…正直、寒いです‥」

『だろーね』
私はアリザの周りをぐるぐると回った

アリザ「え、えっとなにをしているの?」
『・・うん大丈夫そうだね』

アリザ「‥‥?」

私は、一応着替えを持ってたのでそれをアリザに渡した
全部アンダースワップで入手した奴だけど⦅


『サイズとかほぼほぼ同じだから着れるはず』
アリザ「!ありがとう!」

…私は、何でこんな人間を助けているんだ?

…私は、何でこんな人間に優しくしているんだ?

『あ‥靴、どうしようか』
アリザ「別にいいですよ!このあったかい服をくれただけでも嬉しいし!」

アリザはニコッと笑った…本当に嬉しそうに笑った

その眩しい笑顔が優しかったあいつに少し似ていた‥

無意識に私は、そっとアリザに抱き着いた

アリザが驚いたのが分かった

『ごめんね‥これ位しか出来なくて』

何もできなかった自分

何回も助けれなかった自分

大嫌いな人間に優しくしてしまう自分


『アリザは、優しいからこの先何かあってもきっと大丈夫だろうね』
アリザ「え?」

『私は次に行くから‥壊れてほしくないから‥』
言葉がおかしいのは分かってる…分かっているよ

でも、早くいかなきゃ此処も消えちゃう

『これからも地上目指して頑張ってね』


サヨウナラ、雄一優しかった人間

10、寄生虫→←8,何も無い世界で2人は親友となったはずなのに



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兎妬 ぅさ子(プロフ) - (*^^*) (9月11日 21時) (レス) id: 75fc25324b (このIDを非表示/違反報告)
ネイティブモンスター(プロフ) - 殺人鬼 三途さん» え!?まって嬉しすぎる!!ありがとうございます!!これからも頑張らせて頂きますね!!! (9月10日 19時) (レス) id: 13256bd157 (このIDを非表示/違反報告)
殺人鬼 三途 - この作品、すっごく面白いです!!これからも応援してます (9月9日 22時) (レス) @page13 id: ab60a30e38 (このIDを非表示/違反報告)
ネイティブモンスター(プロフ) - 兎妬 ぅさ子さん» えーっと…とりあえず大丈夫ですか?!ヾ(・ω・`;)ノ (9月3日 21時) (レス) id: 13256bd157 (このIDを非表示/違反報告)
兎妬 ぅさ子(プロフ) - ➵♥´ཫ` )グハ (9月3日 21時) (レス) @page28 id: 75fc25324b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ネイティブ モンスター x他1人 | 作成日時:2023年4月9日 16時

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