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『デザート何にしよう⋯』
料理が届くまでの間彼女はメニュー表と
睨めっこしていたが京谷は首を傾げた
京｢アフタヌーンティーがデザートじゃないのか｣
『アフタヌーンティー行かないよ？』
京｢は？｣
『あれ、言ってなかったっけ？』
京｢聞いてねぇな｣
それならなんで一緒に飯食ってんだ？と
京谷は頭にハテナを浮かべる
そんな京谷を他所にAは
さすがに女子ばっかりのキラキラ空間に
京谷を連れて行くのは可哀想過ぎるから
ここにした、と淡々と説明する
京谷は唖然とした
これじゃあまるでデートとか言うやつじゃねぇか
『京谷くんが女子しかいない空間で
滑稽な姿を見れないのは残念だけどね』
京｢うっせぇな⋯
つか勝負した意味無ぇ｣
『細けぇこたぁいいんだよ』
いつか京谷に言われた台詞を
そっくりそのまま返して彼女はにししと笑った
彼女の笑うと幼くなるのを見て満足したようで
まぁいいか、と考えるようにした
｢お待たせいたしました〜｣
Aはデザートを決めかねていたが
運ばれて来た料理に目を奪われ
一瞬でメニュー表を閉じた
京｢んなに急がねぇでも食いもんは逃げねぇだろ｣
『あは、美味しそうでつい』
いつもなら軽口を叩く所なのに
急に手を口元に当てて恥ずかしがるA
普段とは違う反応に京谷も困惑する
だが彼女は無意識のようで、食べよう！と
いつも通り食い意地を見せる
『いただきます』
小さな口をこれでもかというほど大きく開けて
記念すべきひと口目を迎え入れるA
『ん〜！やばい！美味ひい！美味ひふひる！
京谷くんも早く食べな！冷めひゃうよ！』
京｢ぶふっわかったから飲み込んでから喋れよ｣
必死か、と幸せそうに次から次へと
スプーンを運ぶAを見て微笑ましくなった
京｢リスみてぇ⋯｣
『リス？』
京｢んでもねぇ｣
京谷も1口目を迎え入れると彼女同様
美味しさに頬を緩ませる
今度は彼女が微笑ましく見守る番だった
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NOA??(プロフ) - 嘘でしょ?!京谷様の夢小説書いてるお方がいたなんてｯｯ狂犬ちゃんの言葉遣いがそっくりすぎるし、めっちゃ可愛いすぎる！！出来れば今後も更新してって欲しいです!! (4月9日 20時) (
レス) id: eb455babc1 (このIDを非表示/違反報告)
てり(プロフ) - 梅干し太郎 さん» 梅干し太郎様⋯！前編に引き続きコメントありがとうございます🥹これからも無事に尊死できるよう頑張りますね✊🏻 (1月8日 11時) (レス) id: 54c7f690bb (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - 続編おめでとうございます！狂犬ちゃんが可愛くて毎回毎回尊死してます……無理せずに頑張ってください！ (1月8日 0時) (レス) @page3 id: 2daaea741e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てり | 作成日時：2024年1月5日 12時
