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遂に京谷との約束の日
昨晩Aは早めに寝たので目覚めが良い
洗面所へ向かうとスキンケアをしている母が居た
母｢おはよう。夏休みなのに早いのね｣
『おはよ。昨日出掛けるっつったべ
え、てかその美容液私のなんですけど』
母｢え〜いいじゃないの少しくらい｣
『化粧水ならいいけど美容液はやめてね』
母｢わ、わかったから
その殺気しまってくれないかしら⋯｣
彼女は美容液は高いんだぞ、と言いながら
冷や汗をかく母に続いてスキンケアを済ませた
そしていつもより
軽めの朝食をとって準備に取り掛かる
学校メイクとは違い外出用のメイクをする
ラメを散りばめてお気に入りのリップを塗り
緩く髪を巻く
よし、今日は盛れる日！完璧！
仕上がりに満足した彼女は、彼女の友人である
鈴木まりな主催のファッションショーで
見事に選び抜かれた洋服たちを並べると
我が子ながら可愛いな、と
鼻歌交じりに上機嫌で着替えて出発した
・
Aは集合時間の10分前に着いたが
彼女より早く来たらしい私服姿の京谷が見えた
オーバーサイズのバンドTに
ダボッとした黒よりのヴィンテージデニム
彼のトレードマークである金髪坊主が
全体的に緩い雰囲気を引き締めているようだ
まさかの古着系！？
やばいかっこよすぎ直視できない
ギャップで十分やられてるのに
似合いすぎてるとか大丈夫そ？
と、彼女の心は大荒れだが
深呼吸をして平然を装って京谷に声をかけた
『待たせちゃってごめんね！』
京｢待ってねぇ｣
彼女は目が合うといつもと違う雰囲気に戸惑い
ふい、と目を逸らしてしまった
京谷も京谷で、Aの私服姿をまじまじと見ると
そっぽを向いてしまったので少しの沈黙が生まれた
あれ、やっぱ怒ってる？
彼女はそう思いながら恐る恐る京谷を見ると
再び目が合ったが今度は逸らさなかった
『行こ！』
京｢⋯おう｣
暑さを吹き飛ばすほどに
爽やかな笑顔を浮かべた彼女はその熱を
京谷に吹き飛ばしてしまったことを知らない
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NOA??(プロフ) - 嘘でしょ?!京谷様の夢小説書いてるお方がいたなんてｯｯ狂犬ちゃんの言葉遣いがそっくりすぎるし、めっちゃ可愛いすぎる！！出来れば今後も更新してって欲しいです!! (4月9日 20時) (
レス) id: eb455babc1 (このIDを非表示/違反報告)
てり(プロフ) - 梅干し太郎 さん» 梅干し太郎様⋯！前編に引き続きコメントありがとうございます🥹これからも無事に尊死できるよう頑張りますね✊🏻 (1月8日 11時) (レス) id: 54c7f690bb (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - 続編おめでとうございます！狂犬ちゃんが可愛くて毎回毎回尊死してます……無理せずに頑張ってください！ (1月8日 0時) (レス) @page3 id: 2daaea741e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てり | 作成日時：2024年1月5日 12時
