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それよりデクに負けた事が嫌だった
爆｢戦闘訓練でデクに負けた。無個性で
出来損ないの木偶の坊だったはずのアイツに。
それにクラスには俺より強ぇんじゃねぇか
って思うヤツらがいた。こんなんじゃ
Aねーちゃんの隣に立てねぇ
だから俺はここで一番になる。ぜってぇ、
オールマイトもAねーちゃんも越えて
俺が一番になんだ。｣
俺はAねーちゃんを前にすると
いっつも泣いちまう。クソだせぇ
『泣き虫、まだ治ってないんだ？
でもさ、やっぱりいつも前向けてるの
かっこいいし偉いよ
これからたくさん負けてそれと向き合って
経験して成長していくんだろうね！
オネーサンが撫でてあげよっか！ほらおいで！』
笑顔でよしよし、と頭を撫でられた
んだそれずりぃだろ
クソ悔しいがやっぱり安心する
爆｢俺は泣き虫じゃねぇ
Aねーちゃんが居る時だけ泣いちまうんだよ｣
『ねえほんと可愛いからやめて
そんな顔してまだ甘えたなの？
もっと泣いていいんだぞ！
おら、胸貸したろか！！』
ドヤ顔で手を広げてるAねーちゃん
そんな事したら俺が死んじまうだろうがバカ
『私で良かったら
慰めてやっからいつでも甘えにおいで』
爆｢甘え殺したる｣
涙を拭われて
やっぱりこの人には敵わねぇな、と思った
『すっげえ物騒だけど爆豪くんなら許す
よし、ピアノ弾こ！久しぶりで指動くか心配だけど』
爆｢俺もAねーちゃんが卒業してから
あんまり触ってねぇから弾けっかな｣
『あんなにピアノ好きだったのに
音楽教室やめちゃったの？』
アンタが居ねぇから辞めたっつったら
またからかわれるしぜってぇ言わねぇ
爆｢俺にも色々あんだよ
おら、足引っ張んなよ、オネーサン｣
『爆豪くんだって止まっても置いてくよ？』
それから2時間ほど2人でピアノをぶっ叩いた
ブランクはあるものの
体は覚えているようで久々の感覚だ。楽しい
Aねーちゃんと弾いてなきゃつまんねぇ
爆｢ハッ！オネーサンは随分腕落ちたな｣
『ほんと爆豪くんはいつまでもクソガキだね？』
爆｢いつになったら
オネーサンは名前で呼んでくれるんすかね？
オネーサンじゃなくてセンパイか？｣
そろそろ苗字呼びはやめて欲しいし
俺もセンパイって呼びてぇ
けどねーちゃんってのは俺だけっつう
特別感がいいのかもしんねぇ
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てり(プロフ) - ほたてさん» 素敵だなんて言って頂けて嬉しいですありがとうございます🥹これからも頑張ります☺️ (1月14日 0時) (
レス) id: 3043a66a2b (このIDを非表示/違反報告)
ほたて - チビかっちゃん可愛すぎて悶えました😭✨ 素敵な小説ありがとうございます！！応援してます！！ (1月11日 0時) (レス) @page50 id: 5996808965 (このIDを非表示/違反報告)
てり(プロフ) - やぁでぅんさん» 好みいただきました！ありがとうございます頑張れます🫶🏻これからもかっちゃんはオネーサンの掌でコロッコロの予定ですのでお楽しみに🥹 (12月22日 23時) (レス) id: 54c7f690bb (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - え！めっちゃ好みです！年上に翻弄されるかっちゃんを見れてマジ嬉しいです😃！ありがとうございます！これから更新頑張って下さい！！✊ (12月22日 0時) (レス) @page37 id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
てり(プロフ) - かのザウルスさん» 私の作品で新しい扉開いちゃって下さりありがとうございます🥹滝涙です、ぜひ可愛い爆豪くんに沼って下さい！ (11月27日 16時) (レス) id: 54c7f690bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てり | 作成日時：2023年11月15日 18時
