episode3 ページ4
センゴクside
海兵「センゴク元帥！“例”の船が到着しました！」
センゴク「うむ。ご苦労」
海軍本部に“ある女”を乗せた軍艦が帰還した、との報告を受け
わしは出迎えのため港へ向かった。
海軍史上、初の出来事に
海兵達が港に集まっていた。
３人の大将でさえも、人目見ようと港の見える場所まで来ていた。
センゴク「まさか、本当に奴が海軍に来るとはな」
ガープ「…可哀想な奴じゃ」
センゴク「……」
海賊が海軍になるなど…
おかしな話じゃが。
今回は世界政府からの特例。
“あの女”の力が恐ろしいと、敵に回すくらいなら手元で管理しろ、とな。
軍艦から降りてきた白い髪の1人の子供
ガープ「久しぶりじゃな、お前さん。元気にしとったか？」
センゴク「よく来たな、ルシェール・A」
見た目、齢14歳
海賊王と呼ばれたロジャーの船員であり
政府の恐れる“ユメユメの実”を食した女だ。
覇気はロジャーのように強く、そこら辺の海兵であればすぐに潰れてしまうだろう。
戦闘力もその見た目からはかけ離れた強さがある。
世界政府はコイツを海軍大将の立場を与えろと言ってきた
我々が監視するために。
コイツに対抗できる戦力が大将以上出なければならないと判断したのじゃろう
センゴク「お前を歓迎しよう」
貴「歓迎、と言う割には…ここに来てる全員が戦闘態勢なのは何故でしょうね」
センゴク「これが現実だ。海賊王の船に乗っていたクルーが海軍になるなど、前代未聞だからな」
貴「いや。僕に海軍になることを提案してきたのはそちらですよね？」
センゴク「…そうだな。しかし、受け入れられぬものたちが居るのはやむおえまい」
貴「まあ別にどうでもいいですけどね」
ガープ「そうじゃ、A。お前いくつになった？」
貴「40くらいですかね、多分」
ガープ「ガッハハハ！見た目に合わない年齢じゃなぁ！」
貴「ガープのおじさんは相変わらずうるさいね」
センゴク「そのうち慣れる」
貴「慣れたくないなぁ…僕に個別の部屋とかないの？」
センゴク「無い。上から用意するなと言われておる」
貴「あーら僕可哀想」
センゴク「牢獄で寝るのと、大将たちの部屋で寝るのはどっちがいい？」
貴「……どっちも嫌なんだけど」
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←episode2
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：星に丸猫 | 作者ホームページ：
作成日時：2023年8月17日 3時
