【ONEPIECE】海賊から海軍になりました。 (ページ3)

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シャンクスside

シャンクス「A…」

ルシェール・A…

ともにロジャー船長の船にいた仲間だ。

たまたま上陸した島で再会したときは驚いた…

あの頃の姿のままのAがいたのだ。

わかってはいたが…実際にまた会うとどうも驚いてしまう

のと同時に…どこか心が苦しくなる。

ロジャー船長の処刑の日を最後に連絡も取れず
姿を消したA

隣で船長の最期を見届けたそのあと

何も言わず人ごみの中に姿を消した。

A…俺たちのように海賊を目指していたわけじゃないと知っていた。

ロジャー船長だけがアイツの生きる道だった。

アイツは道を失ってしまった…

唯一の光を失った…俺はずっとお前の手を掴んでやりたかった。

出会った頃から、お前は何よりも綺麗だったから

俺はお前が欲しかった。

貴『…お前、弱いな』

シャンクス幼少『お前強いな！！女なのにすごいな！』

貴『はぁ…お前失礼だと思わないの？年上の女性に対してその口の利き方は何よ』

シャンクス幼少『お前、年上だったのか。悪かった、俺より小さかったからなんていうか…』

貴『…お前、嫌い』

シャンクス幼少『な、なんでだよ！？そういえば自己紹介してなかったよな！俺はシャンクスだ！お前は？』

貴『…声でかいし…ん…ルシェール・A』

シャンクス幼少『Aか！これからよろしくな(ﾆｶｯ』

貴『…う、うん(微笑』

強くて、頭がよくて、だれより優しくて

笑顔が何より綺麗で

俺は幼いながら恋に落ちた。

そして、お前を探して長い年が過ぎ

再会したお前から聞いた衝撃の言葉

貴「海軍になる」

それだけいってAはまた姿を消した。

俺はまたAの手をまた掴んでやることはできなかった。

何か…理由があるはずだ

なぜおまえはいつも、俺たちに何も話してくれないんだ…

仲間、なのに…

遠い存在…。

もっとお前と近づくために、俺は何をしたらいいだろうか。