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メンバーは会場のあちこちを走り回って、ファンサービスをしている
広い会場でメンバーも7人いるから、カメラは順番にメンバーを抜いていく。
その中でもずっと目で追ってしまうのは、探してしまうのは彼だけだった。
「…かっこいい」
思わず溢れた一言に、いつの間にかソファから降りてラグに移動していた神ちゃんが反応する
『…誰があ?』
顔は画面を真っ直ぐ見ながら、ソファに座ってる私の足にトンっと横からもたれかかってくる神ちゃん
どんな表情をしているのかは分からないけど、なんだか声が拗ねてる気がして
「…神ちゃんが」
『…ふふ、そお?』
思わず素直に答えた私の顔をちらりと振り返って、満足そうに笑った
しばらく夢中で見ていると、神ちゃんがソファの後ろに移動した
『振付ある曲が何曲かあるからそれだけ覚えといて』
「えっ振付?」
画面に顔を戻すと、あまりにもな格好をした7人が映し出される
えっこれいいの、これ衣装いいの?
セクシーすぎる格好をした神ちゃんに頭がついていかず、思わず後ろを振り返る
『あかん見んといて』
本人も恥ずかしいのかほっぺを掴んで、グイッと顔を前に戻されてしまった
さては恥ずかしいからって、見られないように後ろ回ったな
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作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=ssecret777&scr=novel/tetetetetete1... 作成日時:2019年11月2日 14時