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「ミリョン、僕のストーカーみたい」
私がにやつきながらスマホに入ったジミンの大量の写真を見ていると、ジミンが隣に腰掛けた。
「へへ。もしかしたら、この写真たちを過去に持って帰れるかもしれないじゃん？
そしたら私、絶対ジミンのこと思い出すよ」
そう言うと、彼は私のほっぺたをつまんでそっぽを向いた。
「どうしたの？」
「そんな可愛いこと言わないでよー！
ぎゅーってしたくなる...」
「すればいいじゃん」
照れる彼を思いっきり抱きしめる。
彼の耳はタコみたいに真っ赤で、その耳に口づけると、彼はびくりと体を震わせて、ベッドに仰向けに倒れ込んだ。
「あぁー負けたー！
ミリョンの可愛さに負けたー」
そう言う彼の隣に倒れ込む。
目と目がぱちっと合って、私はその綺麗な瞳に吸い込まれる。
「ジミンは私の写真、撮ってくれないの？」
冗談交じりに聴くと、彼はせっかく元通りになった耳をまた赤らめた。
「ミリョンが見たら引くから絶対見せない」
「えぇー！見せてよ」
「やだ、嫌われちゃうかもしれないもん」
「そんなのあるわけないでしょ。
愛してるんだから」
『愛してる』って言葉に反応して、嬉しそうに私の顔を覗き込むジミンが、たまらなく可愛い。
ほんとに、天使みたい。
「愛してるよ、ジミン」
「僕も。愛してるよ、ミリョン」
布団の中に潜る私とジミン。
今日もまた、彼の腕の中で眠る。
明日が来なければいいのに。
そう願いながら。
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作者名：寧桜 | 作成日時：2018年4月14日 22時
