＊(JKside) ページ8
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ついに言ってしまった
俺はすぐに言ったことを後悔した
Aが泣きそうな顔をしたから
確かにあんなことされて怖くないはずがないのに
俺は無責任すぎたかもしれない
「時間をくれない？」
そう言ったAの目は
誰が見てもわかるほど弱々しかった
翌日の休み時間、勉強しているといきなり
「ぐう！！！」
とAが俺の肩を叩いて驚かしてきた
「うーわ、びっくりした、」
「えへへへ、やっぱり学年一位は違いますね、休み時間に勉強だなんて」
「まあ、学年最下位とは違うだろうな」
「うるさい！」
「何できたの？」
「あ、これ」
Aの手には辞書が握られていた
そしてAはたまたま近くにいた昨日のやつに話しかけた
「ごめん！遅くなった！ありがとね！」
男「全然いいよ」
男の友達「おいお前キムさんに例のやつ聞けよ」
男「今？」
「え？何？私に？」
男「キムさんって彼氏とかいんの？」
は？なんだこいつ
いるよ、ここに
勉強しながらA達の会話に耳を立てる
当然ながら勉強なんか全然頭に入ってこない
Aは何て言うんだろうか
せめて彼氏いるってだけでも言ってくれ
そう願っていると
「彼氏？いるよ」
Aはそう答えた
よっしゃ、やつは露骨に残念そうな顔をしている
男「やっぱりいるんだ、誰？この学校？」
「そこにいるよ」
え、、俺は思わず手が止まる
男「そこ？」
「うん、ぐう！！！！」
そしていきなり名前を呼ばれた
「私の彼氏」
Aは男達に向かってこう言った
おい、待て、今あいつ何て、、
教室全体がざわついた
驚いてAを見ると俺の方を見て微笑んだ
やばい、超嬉しい
男「え！キムさんとグクって付き合ってんの？！初耳なんだけど！」
「うん、初めて言ったもん」
男「いつから！？」
「2ヶ月前？だよね？ぐう」
「おう、」
俺が返事したから周りからは
「ほんとなんだ〜」
という声が聞こえる
そんな中、Aは俺の前に来た
クラス中が俺たちを見る
「ぐう、じゃあ私もう行くね」
「おう」
俺がそう言うとAは俺の髪をクシャクシャ撫でて満面の笑みで
「勉強頑張って」
そう言って帰っていった
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しおりん - こういう感じすごい好きです。 (2019年4月18日 18時) (
レス) id: bb467e01e7 (このIDを非表示/違反報告)
cooky - こうゆう感じめっちゃ憧れる~ﾜﾗ スゴく面白かったです！ (2019年2月28日 21時) (レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)
mayu - めっちゃ、よかったです！キュンキュンしました。これからも頑張ってください！ (2018年5月1日 19時) (レス) id: b49fe59870 (このIDを非表示/違反報告)
すず - 妄想で久しぶりにたくさん笑いました！ (2018年3月26日 21時) (レス) id: 3d969a89cb (このIDを非表示/違反報告)
すず - すごい面白かったです！ (2018年3月26日 21時) (レス) id: 3d969a89cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かな
| 作成日時：2017年4月7日 22時
