(JKside) ページ1
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NY「ねえジョングク君、私ジョングク君が好き」
放課後、ナヨンにそう聞かされた
正直そんなに驚かなかった
Aに聞かされてたから
俺は当然「ごめん」そう答えた
NY「そっか」
悲しげな顔でそう言うナヨン
NY「じゃあ、最後に今日一緒に帰ってくれない？」
「え、でも」
NY「お願い、そしたら諦めるから」
俺は渋々OKした
Aと帰るのも気まずかったから、
「家どこ？」
NY「ジョングク君の家の前でいいよ」
「いや、送る」
NY「いいの！私がそうしたいから」
なんでだ、
俺は少し不審に思いながらも家へ向かう
NY「Aちゃんと家隣なんだよね？」
「おう」
NY「羨ましいな」
「そうか？着いた、ここ、気をつけて帰れよ」
NY「ジョングク君！最後にお願い聞いてくれる？」
「なに？」
NY「私を抱き締めてくれない？」
「は？」
NY「お願い、一回だけでいいの、思い出にしたいの」
「わかった、だからこれでもうAと関わるな」
NY「うん、約束する」
そして俺はAを想いながらナヨンを抱き締めた
その瞬間
(ドンッッ)
何かが落ちたような音がした
その方をゆっくり振り返ると
泣きそうな顔をしてこっちを見ているAがいた
俺はすぐさまナヨンと離れた
「A、」
その場で固まっているAの目から一筋の涙がこぼれた
「な、んで？」
「A、違う」
すぐAのもとに行こうとした時
NY「嫌だ、行かないで、ジョングク君…」
そう言ってナヨンが俺を後ろから抱き締めた
それと同時にAの涙が溢れ出しAは走り出した
「離せ」
「ジョングク…君？」
「離せって言ってんだろ！」
低い声で怒鳴るとナヨンは俺を離した
「そうゆうことだったんだな、最初からこれが目的だったんだろ？俺の家に行きたいって言ったのもこの状況を作るためだったんだな、」
「ち、違うの！」
「お前を信じた俺がバカだった、もう俺とAに関わるな、お前とはもう友達としても無理そうだから、じゃあな」
俺は泣き出したナヨンを置いてAを探しに走り出した
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しおりん - こういう感じすごい好きです。 (2019年4月18日 18時) (
レス) id: bb467e01e7 (このIDを非表示/違反報告)
cooky - こうゆう感じめっちゃ憧れる~ﾜﾗ スゴく面白かったです！ (2019年2月28日 21時) (レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)
mayu - めっちゃ、よかったです！キュンキュンしました。これからも頑張ってください！ (2018年5月1日 19時) (レス) id: b49fe59870 (このIDを非表示/違反報告)
すず - 妄想で久しぶりにたくさん笑いました！ (2018年3月26日 21時) (レス) id: 3d969a89cb (このIDを非表示/違反報告)
すず - すごい面白かったです！ (2018年3月26日 21時) (レス) id: 3d969a89cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かな
| 作成日時：2017年4月7日 22時
