BTSと書いて猛獣と呼ぼうか シーズン4

＊ ページ39

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TH「あ、ヌナだ」









私を見つけたテテはいつもの四角い口で笑った









TH「こっちおいでよ、突っ立ってないで」





「うん、」









彼が好きだと気付いた今はなぜかテテの近くに行くことさえ緊張する









TH「何でそんな遠くに座るの」



「え、ちょ、」









緊張するから間隔をあけて座ったのに、









テテはいきなり立つと私の後ろに座り直して後ろから私を抱き寄せた









ああ、ドキドキが止まらない









TH「これがいい」




「………///」




TH「ヌナ久しぶりだね」




「さっき会ったじゃん」




TH「こうやって2人きりになるのは久しぶりじゃん」




「…そうだね」




TH「何で来たの？」





「テテが…」





TH「ん？」





「ここにいるって言うから」





TH「……俺に会いに来たってこと？」





「…そう、だと思う」





TH「ああ、何でそんなに可愛いの」





「……///」





TH「俺も会いたかったよヌナ」









大きい手で後ろから私の頭を撫でる









テテは今どんな顔をしてるんだろう









ゆっくり振り返るとテテの顔は少し赤かった









TH「どうしたの」









(チュッ)









私は初めて自分からテテにキスをした









TH「ヌナ……？」




「テテ」




TH「ん？」




「…私さテテのこと好きなのかな」




TH「え？」




「だからテテに会いたいって思ったのかな」




TH「ヌナ…」




「どう思う？テヒョン」




TH「………」









何この沈黙









テテは何も言わず私を見つめる









目をそらせない









「テテ………っっ」









テテのキスはいつも突然だ

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