涙と指輪 ページ29
・
「ただいま〜〜」
TH「おかえり」
「テヒョーン」
私は玄関まで出てきてくれたテヒョンに抱きついた
TH「遅かったな、今日5時上がりって言ってなかった？」
「そう、」
TH「どこ行ってたの？」
「空港」
TH「は？空港？なんで？」
「ジミンがね留学するんだって、だから見送ってきた」
TH「何でお前が行くんだよ」
テヒョンは少しいじけたような顔をして聞いてくる
ジミンの話になるといつもこの顔をする
フフッ、可愛い、、
「この前あんな別れ方しちゃったから謝りたくてさ、あ、ジミンから伝言預かったよ！」
TH「俺に？」
「うん、私を泣かせたら俺が奪いに行くから覚悟しとけって！」
TH「あいつ…冗談じゃねえよ、やらねえよ」
「じゃあ私のこと泣かせないでよ？」
TH「当たり前だろ」
「ほんとかな、私の涙腺崩壊させるプロなくせに？」
TH「お前が泣き虫すぎんだよ(笑)」
「うるさい！」
そしてソファに2人ひっついてテレビを見る
ああ、なんか眠くなってきた
TH「おい、ここで寝るなよ？」
「………ん」
TH「おいA？」
「テ、ヒョン…………zzz」
気づけば私はテヒョンの腕を抱き枕代わりにしてそのまま眠りについていた
「んん、朝？」
目が覚めると私はベッドでテヒョンに抱き締められていた
テヒョンがベッドまで運んでくれたのか
テヒョンの子どものような可愛い寝顔に未だにときめく
「テヒョンおはよ」
小声でそう言ってテヒョンのほっぺに軽くキスをする
そして起き上がって目をこすると
「え、何これ」
私の左手の小指に見覚えのない指輪がはめられていた
「超可愛い」
しばらくその指輪を見つめていると
TH「ん、A、」
テヒョンも起きたのかぬくぬくと起き上がる
「ねえテヒョン、この指輪…」
TH「…気づいた？」
「やっぱりテヒョンがくれたの？」
TH「ん、」
「なんで？私誕生日まだだよ？」
TH「たまにはいいじゃん、」
そう言うとテヒョンは私に自分の手を見せる
「うわあ、お揃いだあ」
テヒョンの左手の小指にも色違いの指輪がはめられていた
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てつこ(プロフ) - ジミンちゃんの優しさにテテペンの私も心を打たれ大泣きしました。T^T てつおとの甘々いいですねぇ。にやけちゃってる自分がいます笑 (2018年6月21日 1時) (
レス) id: b59dde0298 (このIDを非表示/違反報告)
キボム - めちゃめちゃ泣けました…!新作も見ますね！待っててね愛しのユンギィィ！>▽< (2017年6月29日 17時) (レス) id: 37a99b7f28 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 愛理さん» 読んでいただきありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです...>_<...幼なじみブランドの方も更新頑張ります！！ (2017年4月20日 1時) (レス) id: ad5895fef4 (このIDを非表示/違反報告)
愛理 - 幼なじみブランドも本当に完結楽しみにしてます！ (2017年4月18日 1時) (レス) id: 717c3b28f0 (このIDを非表示/違反報告)
愛理 - 最後まで読みました 凄く楽しくて感動してキュンキュンさせてもらいました。ジミンを途中で登場させて留学させたのは良かったと思います 私事ですが主人公の女の子みたいに泣き虫でジミンの所と最後の所泣いてしまいました 本当に良かったです (2017年4月18日 1時) (レス) id: 717c3b28f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かな
| 作成日時：2017年3月8日 21時
