＊ ページ25
・
TH「A？」
「………」
TH「どうした？」
「………テヒョン」
TH「ん？」
「もう、私の話、聞いてくれる？」
TH「うん」
テヒョンは私の手を振りほどくと手を引っ張って私をソファに連れて行く
TH「いいよ、話して」
そして私はジミンに突然抱き締められたこと、告白されたこと、ちゃんと断ったことを話した
「ジミンとは何もないの、あの時は突然のことでびっくりしちゃって、」
TH「うん、」
そして私はテヒョンの大きな手を両手で包み込んだ
「ほんとだよ？嘘じゃない、お願い、私を信じて？ね？ほんとに私テヒョンが好きなの、」
そして私はテヒョンの手を持って私の胸に当てた
テヒョンは驚いたような表情を見せる
「ほら、わかる？私テヒョンといるといつもこうなの、好きだから超ドキドキするの、こうなるのもテヒョンだけ」
TH「A…」
「だから、私のこと嫌いになったなんて言わないで、別れるなんて言わないで、お願いテヒョン」
そう言った私の目からは自然と涙が溢れていた
テヒョンはいつものように何も言わずに指で涙を拭う
何か言ってよ
この沈黙が一番怖い
嫌われたのかな？
私に呆れて何も言えないの？
それとも私が泣き虫だから？
長い沈黙に
ああ、私たちは終わったんだ
そう思った瞬間
「……んっ」
テヒョンは私の顔に手を添えてキスをした
久しぶりのテヒョンの唇の感覚にまた心臓が暴れ出す
今までで一番といえるほど優しいキスはどんな言葉よりも私を安心させた
長いキスが終わりゆっくりと顔を離す
「テヒョン、今のって……」
テヒョンは私の言葉を遮って私を抱き締めた
TH「嫌いになんかなってねえよ」
テヒョンは私が一番聞きたかった言葉を私の耳元で囁いた
「ほんとに？」
TH「おう、ごめんA、ひどいこと言って、あの時は俺もどうかしてた、嫉妬ですげえ腹立っててこのままだとAのこと傷付けるって思って言ったんだけど、結局お前のこと傷付けたな」
「テヒョン…」
TH「なあA、痩せた？」
「え？うん、ショックで2日間何も食べられなかったから」
TH「あーもう、まじでごめん」
そう言うとテヒョンは私を抱き締める腕に力を入れた
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てつこ(プロフ) - ジミンちゃんの優しさにテテペンの私も心を打たれ大泣きしました。T^T てつおとの甘々いいですねぇ。にやけちゃってる自分がいます笑 (2018年6月21日 1時) (
レス) id: b59dde0298 (このIDを非表示/違反報告)
キボム - めちゃめちゃ泣けました…!新作も見ますね！待っててね愛しのユンギィィ！>▽< (2017年6月29日 17時) (レス) id: 37a99b7f28 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 愛理さん» 読んでいただきありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです...>_<...幼なじみブランドの方も更新頑張ります！！ (2017年4月20日 1時) (レス) id: ad5895fef4 (このIDを非表示/違反報告)
愛理 - 幼なじみブランドも本当に完結楽しみにしてます！ (2017年4月18日 1時) (レス) id: 717c3b28f0 (このIDを非表示/違反報告)
愛理 - 最後まで読みました 凄く楽しくて感動してキュンキュンさせてもらいました。ジミンを途中で登場させて留学させたのは良かったと思います 私事ですが主人公の女の子みたいに泣き虫でジミンの所と最後の所泣いてしまいました 本当に良かったです (2017年4月18日 1時) (レス) id: 717c3b28f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かな
| 作成日時：2017年3月8日 21時
