突然の告白 ページ22
・
「お疲れ様でしたー」
バイトが終わり一緒だったジミンと他愛もない話をしながら出口まで歩く
テヒョンは、、今日いないな、
「じゃあねジミン！」
そう言って私は歩き出す
「A！待って！」
ジミンがそう言った
そして振り返った瞬間
「え？ジ、ミン？」
JM「お願い、少しだけ、このままで」
ジミンは私を抱き締めた
突然のことすぎて私は思わず固まった
「ちょ、ジミン」
JM「俺、Aのこと好きなんだ」
「え？」
JM「ずっと好きだった」
いきなりの告白に動揺を隠せないでいると
「A？」
背後から私を呼ぶ大好きな人の声が聞こえた
「テヒョン、、」
私はジミンの腕を振りほどきテヒョンの方を見る
「テヒョン、違うの」
テヒョンは何も言わずに黙って私を見る
私を見るテヒョンの目は今まで見たこともないくらい冷たかった
そしてテヒョンはその場を離れた
「テヒョン！待って！」
私の声を無視して歩くテヒョン
行かなきゃ、
「ジミン、私、」
JM「わかってる、何も言わないで、ただ気持ちを伝えたかっただけなんだ、俺の方こそごめん、早く行って」
「ごめんね、ジミン」
私はジミンを残して走り出した
まだ遠くには行ってないだろう
それだけを信じて私はテヒョンを想いながら走り続けた
そして見えた、見慣れた後ろ姿
「テヒョン！待って！」
私はテヒョンの腕を掴んだ
私が名前を呼んでも腕を掴んでもテヒョンは私の方を振り向くことはない
「テヒョン、違うの、ねえ話聞いて？」
TH「離せ」
「え？」
低い声でそう言うテヒョン
TH「今は、お前と話したくない」
そのテヒョンの言葉は私を泣かせるには十分すぎた
無意識に涙が溢れる
「ゔ、テヒョン」
TH「ごめん、今日は送れない、気をつけて帰れ」
離れていくテヒョンの後ろ姿に向かって私は泣きながら何度も名前を呼んだ
もしかしたら戻ってくるかもしれない
いつものあの笑顔で私を抱き締めてくれるかもしれない
淡い期待を寄せながら、
こんな時でも私を心配してくれる優しいテヒョンに
こんな時でさえ会いたくなるバカな私は
テヒョンの名前を叫ぶことしかできなかった
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てつこ(プロフ) - ジミンちゃんの優しさにテテペンの私も心を打たれ大泣きしました。T^T てつおとの甘々いいですねぇ。にやけちゃってる自分がいます笑 (2018年6月21日 1時) (
レス) id: b59dde0298 (このIDを非表示/違反報告)
キボム - めちゃめちゃ泣けました…!新作も見ますね！待っててね愛しのユンギィィ！>▽< (2017年6月29日 17時) (レス) id: 37a99b7f28 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 愛理さん» 読んでいただきありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです...>_<...幼なじみブランドの方も更新頑張ります！！ (2017年4月20日 1時) (レス) id: ad5895fef4 (このIDを非表示/違反報告)
愛理 - 幼なじみブランドも本当に完結楽しみにしてます！ (2017年4月18日 1時) (レス) id: 717c3b28f0 (このIDを非表示/違反報告)
愛理 - 最後まで読みました 凄く楽しくて感動してキュンキュンさせてもらいました。ジミンを途中で登場させて留学させたのは良かったと思います 私事ですが主人公の女の子みたいに泣き虫でジミンの所と最後の所泣いてしまいました 本当に良かったです (2017年4月18日 1時) (レス) id: 717c3b28f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かな
| 作成日時：2017年3月8日 21時
