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ここどこだろ、、
？「聞こえますか？花入さーん？そのまま目を開けれますか？」
誰、、？
瞼おもたっ、、。なんか体じんじんする、、
？「血圧は、、下がちょっと低いかなー。心拍数は安定しています先生。」
？「了解、はーい花入さん、おはようございまーす。ゆっくりでいいから目開けてみましょうかー」
ずっと目を閉じていたのか、瞼も重たく少しの隙間から入ってくる光が眩しくてたまらない中、なんとかゆっくり目を開ける。
「っ···。」
白衣、、さっきから話しかけていたのは医者か、、。
医者「はい、おはようございます。分かりますか？病院ですよー。ちょっと目ごめんねー」
そう言ってあたしの瞳孔を小さなライトを左右に動かして確認する。
医者「うん、問題ないですね。あ、声出さないでね〜。出ない訳ではないんだけど傷口の手術してるから振動で痛むと思うよ。じゃ後よろしくね。」
看護師「はい先生。花入さん気分いかがですかー？大丈夫なら手をぎゅっと1回握って下さいね。」
そう言ってあたしの手のひらの下に自分の手を置く看護師さん。すごく温かい手だ。
あたしはぎゅっとその手を1回握った。
戻れたんだ。
だんだんと意識を取り戻していく中、周りの景色や窓の風景を見てそう確信する。
少し先に見える道路には車やバスや走っていた。
懐かしいな、、。
看護師「花入さん、大丈夫？たぶんね、明日あたり警察の方が事情聴取にいらっしゃるからね。」
警察？なぜ？
キョトンとした顔で看護師を見つめると、
看護師「覚えてない？あなた、昨日墓地で首を切って倒れてたとこを、たまたま近くにお墓参りに来た人が救急車呼んでくれたのよ。
幸い、小さなナイフだったし傷は深くなかったんだけど出血量が多くて大変な手術だったわ。」
····!!きのう、、？
看護師「こんなに早く目を覚ますなんて思わなかったわ〜！あはは！
あ、身元保証人のサインはあなたの居た施設の人が書いてくれたのよ！電話したらすぐに来てくれて、ついさっきまで付き添ってくれてたのよ〜いい人ね。」
そうだったんだ、、。看護師さんが話す施設の人とは、あたしがお世話になった泉さんの事だ。優しくて、あたたかい女性。お母さんみたいな存在でもある。
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てた(プロフ) - banana様、コメントありがとうございます！ぜひこれからもよろしくお願いします＊ (2020年12月12日 8時) (
レス) id: eb07f08e0b (このIDを非表示/違反報告)
banana(プロフ) - とてもいい作品でした。続き楽しみにしています。 (2020年11月30日 0時) (レス) id: 7994b8d3a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てた | 作成日時：2019年12月11日 20時
