_NARUTO_ここに来た理由7

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「どういうことっ?!なんであたしとカカシが····っ！」




急いでスマホを取り出して、自分の名前を検索してみた。



「なっ···」








NARUTO 花入A

木の葉の里のくノ一、医療忍者。突然姿を見せなくなった忍で、仲間の親しかったザクアブミが殉職した後、自ら命を落としたのではないかと言う説があるが実際、死の場面は描かれていないため分かっていない。





［画像］をタップすると、カカシとツーショットの画像がたくさん出てきて思わず口を覆う。


その他にも、ナルトやサクラ、仲間達との絵が出てくる。


その中に、ザクとツーショットの絵があった。








思わず涙が溢れ出ていた。






「夢じゃなかったんだ···。」








それから荷物を拾い、歩き始める。



「ここから始まったんだよね。···リン。」







そう、ここはあたしの親友の眠る墓。



「ずっと忘れちゃっててごめんね。もう自分を傷つける事はしないし、前を向いて歩き続けるからね。」







手を合わせて目を瞑る。








目を瞑ると頭の中でモワモワっと疑問が湧き出てくる。



·····待てよ。何かおかしい。



そうだ、何故あたしがNARUTOの登場人物として掲載されているのか。



頭が追いつかない。



そういえば、、気になることがあったんだ。



もう一度、スマホで検索を始めた。





「カカシ スリーマンセルっと···。」




うちはオビトと、野原リン···。







親友と同じ名前の班員をタップすると、頬にペイントはされているが、それは確かに幼き頃のあたしの親友、








リンだった。








「っ····?！」



リンもトリップしていたって事？！




立て続けに起きる衝撃的な事実に、思わず頭を抱える。







この世界で死んだらNARUTOの世界に行っちゃうってこと、、？


でもあたしは実際死んでいなかったし、、。









何がどうなっているの、、？









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