意地 ページ28
ヤマトside
話を終えて、皆がいる場所に戻ってきた。
ヤマト「それじゃあ、ナルトとサクラは僕に着いてきて、ザク君とAは里に帰るんだ。」
ザク「なんでだよ!」
「ザク、ごめん。もうあたしはちょっと怪我しちゃって足手まといになる。それにザク、中忍試験があるでしょ。今から里に戻れば間に合う。」
ザク「っ•••。分かった。」
ヤマト「それじゃあ行くよ。」
ナルトが動けているのが不思議で仕方ない。
サクラも何度も頭を打ったせいで少しふらついている。
ナルト「なぁヤマト隊長。Aってばなんで居たんだ?それに怪我したって言ってたし。」
さっきAが話した内容を思い出す。
〜回想〜
「ヤマトさん、お話があります。」
ヤマト「どうしたんだ?A」
「もうあたしは動けません。先程の尾の攻撃を背中全体にくらって回復術で傷は癒えましたが•••九尾のチャクラが体に回っていくスピードが早く、今立っているのもやっとです。」
ヤマト「•••っ!やはりか•••。」
「あたしはここで一人、医療班を呼び待ちます。」
だんだんと顔色が悪くなるA。
「今回の任務、本当だったら、ヤマトさん達が大蛇丸のスパイと会って木の葉へ拘束し、あたし達は匂いで捜索して居場所を突き止めるだけでした。
でも、ナルトの暴走や大蛇丸との戦いなど予想外の事が多すぎました•••。もうこれ以上時間をかけてられない。
今帰らなければ、中忍試験に間に合いませんからね!」
ヤマト「なぜザク君と帰らないのかな?」
「さっきも言ったけど、この体じゃ里に帰るのにも時間がかかる。かと言って、あたしがここに残ることをザクに言えば、ザクは里に帰らないでしょう•••。そこでヤマトさんに、あたしに変化してザクと里まで帰ってほしいんです。」
ヤマト「なるほどね。君は一人で大丈夫かい?」
「どうでしょう。このダメージ、だんだんと良くなっていくか、それとも体全体に広がって耐えられずに死ぬか、どちらかかと。」
ヤマト「なんだって•••。」
「もう長話はおしまいにして、よろしくお願いします!これでも上忍なので、これ以上迷惑かけるのはちょっと•••。」
〜回想終〜
生きててもらわないと困るよ、、。
そして、大蛇丸のアジトに到着した。
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食人(プロフ) - うっ…フラグっぽいなとか思ってたけど本当に死んじゃうとは……ザク推しなのでめっちゃ悲しい… (2022年5月5日 2時) (レス) @page38 id: e21618e8ed (このIDを非表示/違反報告)
てた(プロフ) - Lunaさん!ありがとうございます!また書き始めたのでよろしくお願いします!! (2019年12月10日 16時) (レス) id: eb07f08e0b (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 面白すぎて一気に読みました!ナルトのトリップ系はあまりないので、ありがたいです!是非続きが読みたいです!お待ちしております! (2019年12月1日 3時) (レス) id: 31568f04b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てた | 作成日時:2019年6月17日 16時