天地橋3 ページ23
そしてサソリとスパイが会うという日がやってきた。
「昼までまだ少し時間があるね。」
木の上から、少し遠くにある天地橋を見つめる。
ザク「風が強くなってきたからもう少し近づけるだろ。」
「いや、ナルト達の班が暁がいないか人の気配を探るはず。あたしらは遠くで待機だよ。」
ザク「あ？ここまで来た意味あんのかよそれ！」
「あっ、野うさぎだ。かわい〜」
ザク「おい、聞いてんのかA。」
「この子にするか。まぁ見てなって。」
雷遁で野うさぎに少量のチャクラを流し込み脳波を刺激する。
気絶した野うさぎの目と自分の目を手で覆い始めた。
そして目を瞑ったまま、素早く印を組むA。
ザク「な、何してんだ？」
「よし、これでオッケー。このうさぎとあたしの視神経を繋げた。この子を天地橋近くにおいておけばいいはず。」
ザク「そんなことできんのか？！」
「うん、でもまだ欠点だらけなんだよねこれ。
まず、あたし自身の視界はなくなる。つまりこのうさぎが見てる視界しか見れなくなるの。」
ザク「•••おぉ。」
「そして、これは山中家の心転身の術とは違ってこのうさぎが動きたいように動くため、あたしの思い通りにはならない•••。
そしてもう一つ、目にも色々細胞があるんだけど、色彩も感じられない。つまり色がないモノクロの視界になるってわけ。」
ザク「なんか意味あんのかよそれ•••。」
「まぁ気配バレるよりいいじゃん！」
そして、野うさぎを天地橋近くにおき、離れた場所に待機した。
「そろそろ時間だね。術を発動させる。あたしの視界はなくなるから目瞑っとくね〜。ザクよろしく！」
そして野うさぎの視界が広がる。
ザク「ほ、本当に今のお前は何も見えてないのか？」
「うん、そうだよー。」
ザク「そうか•••。」
沈黙が続いたあと、
「え•••。」
確かに感じた唇の感触。
今、私、ザクにキスされた？！
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食人(プロフ) - うっ…フラグっぽいなとか思ってたけど本当に死んじゃうとは……ザク推しなのでめっちゃ悲しい… (2022年5月5日 2時) (
レス) @page38 id: e21618e8ed (このIDを非表示/違反報告)
てた(プロフ) - Lunaさん！ありがとうございます！また書き始めたのでよろしくお願いします！！ (2019年12月10日 16時) (レス) id: eb07f08e0b (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 面白すぎて一気に読みました！ナルトのトリップ系はあまりないので、ありがたいです！是非続きが読みたいです！お待ちしております！ (2019年12月1日 3時) (レス) id: 31568f04b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てた | 作成日時：2019年6月17日 16時
